naomi
短歌、俳句、川柳、都々逸など
一度でも好きになったものは、とことん愛するよ。ずっと私の中にあるよ。
泥のついた手で私の腕を掴んだでしょう? そう思ったでしょう? でも汚れてしまったのはあなたの腕だった 自分で自分の腕を掴んだだけ それだけのこと それに気づいたとき 初めて自分と対峙する 君は君を見ている
春から夏へは音から変わる 夏から秋へは風から変わる 秋から冬へは色から変わる 冬から春へは香りから変わる 進化していく文明と 退化していく感性の その間で 芍薬は花開く 無関係な顔で
長く一緒にいなくても、たった1度会っただけで、言葉を超えた何かを受け取ることがあるね。
観光客が押し寄せるこの町に生活がある日常がある ◇◇◇ 観光スポット近くに住んでいるのですが、 私にとっては日常の一コマでも、観光に来た人にとっては非日常なんだよなあと、しみじみ思ったので詠んでみました。 GWは実家に行ったり、ピクニックしたり、映画を観たり色々、、、 そして娘の推し活のために色々調べたり、動画を見ていたら、知らぬ間に自分もその沼に片足を突っ込んでいました🥴あ〜あ〜あ〜 今年もさらに楽しくなりそうです🕺
日曜日の午後 本のページをめくるように あなたからの言葉を思い出す 私の人生が本なら 貰った言葉は付箋だろう いつか私の本を 読んで欲しい それとあなたの本を 読ませて欲しい きっとあなたは照れ笑いしている 幸福は目立つものじゃない 振り返ったときに気づくようなもの
本を読めば読むほど読みたい本が増えていく。毎月新刊も出る。好きな本も読み返したい。そうなると読みたい本をすべて読めずに死んでいくのかなって不安になる。そんな不安を抱えながら今日も好きな本を読み返している🐒
ジジジジッと草の間に身を潜め季節を変える夏の使者たち ◇◇◇ 朝、窓を開けた時に「ジジジジジッ」と虫の鳴く声がして、「夏が来たな。」と思った。思ったというか、確信に近い気持ち。 春から夏へは、音から変わっていくみたい。 季節の変わり目がだんだん曖昧になっているから、こういうものに敏感でありたいと思う。 私は今日、長い長い夏の、前髪にふれた。
焼きたてのマフィンを食べ始めたら どんどん自分が小さくなって 何も考えられなくなって 気づいたら食べ終わってた そんな瞬間 ふわふわの世界 すべての心が帰る場所 入り口はどこにでもあるんだね
どっぷりと頭の先まで本に浸かっているから 近くで呼ばれてもすぐに反応できないの 許してね 吸引力の強い本なんか とてもじゃないけど すぐには戻ってこられない あと何回出会えるかしら そういうものに
子育てが落ち着いたらねまた行こう未来にきゅっとリボンを結ぶ ◇◇◇ 高校からの友達は私を含めみんな子育て真っ最中。この前集まった時に「40歳になったらまたみんなで旅行しよう!」と言い合いました😊 未来に夢や目標があると、ただそれだけで力になる。大きいリボンをきゅっと結んだときのような嬉しい気持ちと湧き上がる自信🎀 その日まで、それぞれが、それぞれの役目をやり抜いていくだけだな。
例えば卵を割る時のような優しさで ほどよい緊張と力強さとが 混ざり合ったような優しさで 関わっていたい 動かない空気も 眠たくなるような声も いらないの
あまりにも気持ちよさそうに 菜の花が咲いているもんだから 横に並んで土をかけてもらった そしたらそれに気づいたの 言葉にはできないようなもの 秘密にしておきたいようなもの それはそれは小さい 春のカケラたち
自分らしくないことをするのはやめよっと。
うきうきわくわくどきどきの4月!桜満開ってだけで笑っちゃうね🌸
はじめの、はじめの、第一歩!なるべく遠くへ踏み出そうとしていた幼い頃の自分が、今もこの中にいる。