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「失敗が怖くて動き出せません…」に答えます

こんなご質問をいただきました。あなたなら、どう答えますか?

チャレンジしたいことがあっても、失敗した場合を考えてしまい、動き出せません。大きなことでも小さなことでも同じです。どうしたら、チャレンジ出来るようになるでしょうか。

失敗や成功は終了直後の「感想」です

あなたは、「失敗と成功の違い」って何だと思いますか?

成功と失敗は、対義語ですから、正反対の意味合いです。そういう意味では何もかも違うと考えられます。

でも、長年「場づくり」をしていて、気付いたことがあります。例えば、月1回イベントを開いていたとして、うまくいく月もあれば、そうでない月もあります。うまくいった日には、「今日は成功だな!」と思いますし、ダメだった日には「失敗しちゃったよ…」と思います。

「成功した」とか「失敗した」というのは、終了直後の「感想」だということが分かります。もちろん、感想としてだけでなく、「実際」においても成功や失敗があると考えるのが普通ですが、そこがそう単純ではないようなのです。

時間が経つと「成功」と「失敗」の価値は同じになる

終了直後、あるいはそれが記憶に新しいうちは、成功は成功であり、失敗は失敗です。実際と感想は一致しています。

でも、例えば2年くらい経過して見直してみると、そうした認識が変化していることに気付きます。

「大成功だ!」と思っていたはずなのに、部分的な成果や称賛に気を良くして、本質的なところが見えていなかったと、苦々しくふりかえる場があります。「集まる人がすごく少なかった!失敗した!」と思っていた場が、現在にまで続く豊かさをつくり出していることに気付くこともあります。

ある程度の時間が経過すると、成功と失敗は等価になるようなのです。

動かないことは何も生み出さない

こうした経験の積み重なりから、僕がつくづくしみじみ思うことは、「やりたいことや、実現させたいアイデアがあるのに、やらない」ということの、計り知れないデメリットです。

成功も失敗もない、つるりとした自分だけがいる世界。どこにも続いていきません。

決して煽るわけではありませんが、やっぱり、思いついたらやった方がいいと思うのです。考えた結果「やらない」と結論づけることもないわけではありませんが、それでは何のために考えたのか分かりません。
やってみるまで成功するのか失敗するのか分かりませんし、少し時間が経てばどちらも価値ある経験になり、「その次」が表れるのですから。

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