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39歳男、初海外、初インドに勢いで行くとこうなる。2日目


なんで二日目からなんだよ!とは自分が1番思っててるのでご了承下さい。でもそれくらい今日はTwitterには書ききれない事があったのだ。そして1日目はパニック過ぎて文章に残すなどこれっぽちも思ってなかったのだ。なので、1日目や旅の経緯はおいおい書くとして、この記憶が鮮明なうちに今日の事を文章に残しておきたい。

ちなみにこの旅は5/17〜5/26までの10日間を予定している。本当は15日からだったのたが、まさかの飛行機に乗り遅れるという盛大なる凡ミスをしてしまったのだ。それも寝坊とかじゃない。着いてたのにダラダラしてただけなのだ。今だに信じられない。遠い国の御伽話かなんかだと思いたい。

その日、私は2時間前には空港着いていたのだが、コンビニやドラッグストアが目に入り、一応あれもこれも買っておくか、と買い足しをしていたら、カウンターに向かう頃には出発1時間前を切っており、時すでに遅しだったのだ。

今回39歳のオジサンが初海外旅行、初インドに勢いで行ったらこうなる!をテーマにしているのだが、「乗り遅れる!」という結論が速攻でてしまったのだ。あと11日もあるというのにだ。

もしかしたらインドでアバンチュールがあるかもしれないからと念の為コンドームも買い足した自分を去勢したい。
去勢はやめておこう。


そんなこんなで、プラス6000円で二日後にリスケできることになり今を迎える。

話を戻そう。
二日目の朝はホテルハリピオルコで迎えた。
ここはデリー。インドの玄関口の街だ。

今日はアーグラーという街に行ってタージマハルを見に行こうと思っていた。
ホテルにはイケダトラベルという日本語が一応ギリ通じるインド人の旅行代理店のデスクがあり、タージマハルに行く相談をすると、アーグラー行きの電車はもう今日は終わってしまったので、車を用意してガイドさんがアーグラを案内してくれるツアーを提案された。値段にして8000ルピー。日本円にすると12800円。いや結構する。ほんとなら何人かで割り勘するやつだ。無論このホテルには日本人は僕だけあり、割り勘できそうな人もいない。もう腹を括ってお願いする事に決めた。

ほどなくガイドのニッラージと名乗るイケメンが現れて、さっそく出発となった。
33歳二児のパパのニッラージは日本語はほぼ話せない。
たぶん10単語くらいしか知らない。
この10単語くらいしか知らないイケメンと4時間マンツーマンでアーグラーに向かうことになった
。結構な事である。

イケメンガイドのニッラージ(33)

インドではメインはヒンドゥー語で次に英語を使う。ニッラージとはおのずと英語で話す事になるのだが、自分も正直中学レベルの英語なので簡単な会話しかできない。どうしても意味が通じない時はスマホで翻訳しながら会話を楽しんだ。

途中信号待ちで、物音を感じると、そこには物乞いのお母さんと子供が。すぐ出発してしまったが、テレビで見た事のある状況を実際目の当たりしてセンセーショナルとなんとも言えない気持ちになった。




高速道路ではいろんなモノを見かけた。
道路脇で小便をする男たち。
バイクに四人乗せて運転するお父さん。
突如現れる牛。

その度にニッラージは「this is INDIA!!」と笑いながら教えてくれた。

途中で僕ももよおす事となり、ニッラージに「トライ?」と聞かれ「イエス!!」と言って用を足すと「これがインドかぁ」と日本語変換している自分がいた。

ようやくタージマハル付近に到着。車では狭くて入口までいけないので、ここでオートリキシャーの出番となる。別名トゥクトゥクとも言う三輪の屋根付きバイクだ。ニッラージがオートリキシャーを捕まえてくれ、それに乗り換えてタージマハル入り口まで向かった。オートリキシャーの運転手は僕が降りると14:30にまたここで待ってるという。
行きと帰り同じ運転手のオートリキシャーを見つけて乗って帰りにまとめてお金を払うらしい。なにそのハイリスクローリターンなルール!と思いながらも笑顔で解散し、タージマハルに入った。

オートリキシャーの運転手

ニッラージのガイドとは現地まで運んでくれるが観光地は一人で回るタイプのガイドのようだ。

急に一人になってインド人大勢の中に入ると心細くなってくる。入り口付近では歌舞伎町並にいろんなキャッチみたいなインド人が声をかけてくる。
それを全部ノーサンキューでフリ切って入り口で1300ルピーのチケットを買ってタージマハルイン。思っていた28倍デカい。圧巻だ。そして、テレビで見ていた芸能人を生で見た時のような感動。高くても来てよかった。
歩いて行くとタージマハルの建物の中にも入れるらしいがどうやら追加のチケット200ルピーを買って係に渡さないといけないっぽい。どこで買うのかわからなかったのでとりあえず並んだ人の流れに乗って係りの人のところに行き、「ノーチケ、バイウェア?」と聞くとなんか喋ったけどよくわからない。もう一回聞き返すと中に入れてくた。絶対めんどくさくなってるこのインド人。までもダマで入れたところでこの人は損はしないからどーでもいいんだな、これもthis is INDIAだなと納得した。

タージのマハール

一通り見学したのでタージマハルを後にする。すると恐れていた事態が起きた。
オートリキシャーの待ち合わせをするのだけど
全員同じ顔に見えるだ。
あの人の特徴としては濃い顔だが、ここにいる人はもれなく濃い顔なのだ。
変なシステム導入するからこんなことになるんだ!と思っていたらちょうど行きの運転者さんかモノマネのご本人登場よろしく現れて声をかけてくれた。まだ来てなかったのだ。
オートリキシャーに乗ってニッラージの待つ駐車場へ行く。

ニッラージと落ち合うと昼食。
ニッラージおすすめのバターチキンカレーを食べる。なんか旨みが足りない以外は美味しい雰囲気のバターチキンカレーだった。

旨みが惜しいバターチキンカレー

そしてこの後ニッラージに明日の電車のチケット予約を手伝ってもらい、アーグラ城へ。

アーグラ城

だんだんこの頃になるとインド人に慣れてきたのか、観光地で積極的に話しかけ、話が続けば写真を一緒に撮らせてもらったり、たのまれたりを続けていた。結局10グループくらい撮ってたら、だんだん目立つようになってきて、僕と撮る写真待ちのインド人まで現れた。誰に列作ってんねんとは思いつつも悪い気はしなかった。

インドは詐欺とかぼったくりとか盗難など軽犯罪が多く怖いイメージがあり、インド旅行者は僕を含めビビリながら過ごす事になる。
ただ今日僕がアーグラ城で思ったのはインド人めっちゃフレンドリー。
結局日本も歌舞伎町とかだったら危ない雰囲気の人もいるけど別に日本人イコール全体怖いということでもないし。

そして、逆に僕が声かけて無視される事もあった。インド人も警戒してる人はいる。
お互い様だ。

ビビリ過ぎずオープンな心でコミニュケーションをとっていこう!いける!と感じた1日だった 

帰りにニッラージオススメのアーユルベーダを受受けてデリーにもどった。サラッと書いてるけどまた4時間。

そして今日は日本人がやってるドミトリー式の日本人安宿に泊まる事にした。

日本宿サンタナ

続く








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