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自分だけが気づいた地域の魅力を活かす、じょもろいコトづくり!@福井・大野

かけるが今年、企画運営パートナーとしてご一緒させていただいている越前おおのみずコトアカデミー第3期の第3回が、12/22(日)に東京Hacoa Tokyo Villageで行われました。

首都圏に暮らしながら、大野との関わりをつくれるこのプログラム。
特に第3期では、
「自分だけが気づいてる!」という大野ならではの魅力と、
「これ大好き!」ということ、やってみたいことを掛け合わせて、
大野との自分らしい関わり方を実践してみよう、ということを目指しています。

11月にフィールドワークで、実際に大野にも行って、色々な方々にお引き合わせいただき、ますます大野が大好きになってしまった、みずコト3期メンバーのみなさんと、かけるの我々。笑
FWの様子は、ぜひこちらのソトコトさん記事をご覧ください!

2/15にはもう一度大野に行き、現地の皆さんに、外から見た大野の魅力をお伝えして、実際にやる”コト”を実験してみて、現地の人の仲間を巻き込む場があります。
そして3/8には東京で、自分が発見した大野の魅力を、東京の人たちに伝える、という場が。
この2つが、みずコト3期の大きなマイルストーンとなります。

フィールドワーク後初となる今回は、このマイルストーンに向けて、現地に行ったからこそ具体的になってきたじょもろいアイデアを、メンバーどうしでブラッシュアップし合いました。

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前半は、大野市の片瀬さん・長谷川さんから、「外から大野に入り、実際に自分の”好き”から始めたコトの事例」をご紹介。

シャイな人が多いけれど、とっても懐深い大野には、
大野出身の方でなくとも、料理人から、WEBコンサルタント、文化人類学の若手研究者まで、とってもじょもろい方々が集まっています。

それぞれ、「かつて見たイタリアの光景を体現するため」
「生活の質を上げるべく、水のおいしい町を求めて」
「自分の研究のフィールドと拠点として」
など、自分ならではの大野の魅力の感じ方が。

そうして、自分が好きな料理を通じてまちづくりイベントをしたり、
狩猟を始めたり、本が好きだからと古本市をやったり、
大野初のyoutuberになって、大野人の活動を紹介したり、大野の魅力を発信したりと、取り組み自体もとってもじょもろい!

みずコトメンターの長谷川さんが始めようとしている取り組みも、
まさに外から関わる私達だからこそ関われる余地がたくさんあって、
3期メンバーの皆さんも目の色が変わり、早速後半のグループワークで、具体的な話をしていました。
(詳細は、正式に公開されてから!笑)

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後半は、メンバーのみなさんが、やりたいことを絵で描きながら、アイデアをより具体的にしていくワーク。
そして、3人グループを作って、「こうしたらもっと面白くできそう!」「こんなこと一緒にできるんじゃない?」といった観点から、お互いにフィードバックし合いました。

みずコト3期では、必ずしも自分1人ではなく、他のメンバーとチームを組んで一緒に何かやるという形も、もちろんOK!

すると、長谷川さんが大野に作っている場に乗っかって、一緒に場を作るという参加者のグループができたり、(「水に流せBar」、移動写真館など)

お年寄りが増えて、高い所にある柿を取れなくなった、若い人も食べない、でもそのまま実っていると、熊が取りに来ちゃう、という柿を、取ってほしい人ともらいたい人のマッチング「KAKIKOTO」

眺めのよい場所が多いので、人との関わりを作る「大野気持ちいい場所セレクション」。春先に棚田を見ながらビール、なんて、最高じゃないですか?
みずコト参加者が発見した大野の良さと、地元の人が考える大野の良さを表現するボードなんかもいいね、というアイデアも出ました。

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また、大野と言えば、湧水が有名。そのお水は柔らかくて甘くて本当に美味しいのですが、大野に住む皆さんにとっては当たり前すぎて、それで車を洗ったりもしています(笑)

外から見る私達としては、もったいない、、!
そこで、逆に他の”普通のお水”と比べて、大野のお水がどれくらい美味しいか、改めて地元の皆さんも実感できたら面白いのでは!?というアイデアが出たグループもありました。
そのまま水道水の飲み比べだけでなく、お茶やコーヒーを淹れて比べたらどうなる?同じお米を炊いての味の違いを食べ比べるのも面白そう、子どもにもゲームみたいに楽しんでもらえるかも!

1月にファーマーズマーケットに出店することが決まっていて、そこで大野のものは何を売るとより魅力が伝わるか、大野の皆さんと作戦を練るメンバーも。

みなさん、現地に行って自分の視点で大野の魅力を発見できたこと、
今回絵を描くことでより想像力がかき立てられたようで、アイデアが以前よりかなり具体的に見えてきて、これから少しずつ実現していけることが、とても楽しみです!

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グループ相互フィードバックは2ターム行いましたが、1ターム目が終わった時点で、アイデアを皆で発表し合い、それを聞いてさらに「一緒に何かやりたい」「もっと話聞きたい」という人どうしで集まってまた話したので、より具体的に深めることができた様子。

Barや写真などのコンテンツで場を作るチーム、
大野の魅力を発信&学びの場を作るチーム、
など、大まかなテーマにも分かれてきそうで、その中でもさらにコラボが埋まれそうです。

次回は1/26の第4回。それまでに各メンバーがアイデアを小さく試してきて、まずは2/15の現地発表会に向けて、準備を進めていく予定です!

終了後の懇親会には1,2期メンバーの方も来てくれ、東京で大野を愛する「大野ら部っ!」なコミュニティが育まれつつあることを、改めて感じました◎

大野市役所湧水対策課のみなさん、長谷川さん、ソトコトのみなさん、今回もありがとうございました!

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かけるでは、地域という切り口はもちろん、東京でテーマ別の切り口でも、色々な「◯◯ら部っ!」をつくって、そこから小さくやってみたいことを実際にやれる機会を、作りたいと思っています。
年明けからまた発信していきますので、みなさんのお声もお聞かせください^^

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