"人と食と自然とつながるFarmers Market" -EAT LOCAL KOBE-


今回私たちは6/4(土)に旧居留地で開催されたFarmers Marketにお邪魔しました!🕊

はじめに  
-EAT LOCAL KOBE "Farmers market" について-

EAT LOCAL KOBEでは「神戸に暮らし、ローカルを食べる」というコンセプトをもとに、人と食と自然とつながり地産地消を体感できるさまざまなマーケットを開催しています!

このマーケットは神戸市と共催していて、行政、出店するひと、事務所、そして参加するお客様、『みんなでつくる神戸の朝市』ということを大切にしています。

正式名称"EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET"は、神戸市内を中心に毎週土曜日にいろんな農家さんやお店が参加し、神戸の街中でローカルな旬を楽しめ、幅広い世代の方が気軽に地産地消を体感できるマーケットです!🌽🥚🍞 
もともと東遊園地で開催していたマーケットですが、工事が行われることをきっかけに今はいくつかの場所を回りながら開催されており、今では「旅するファーマーズマーケット」とも呼ばれています!

それでは当日のマーケットの様子を紹介します!


開始時刻は朝の9時半🌤
この日は天気も良く朝からたくさんの方がFarmers Marketを楽しみに旧居留地に訪れていました!
オープン時間にマーケットに到着した私たちは、美味しい匂いに誘われお腹が空いたので、始めに腹ごしらえをすることにしました🍽

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開催直後の様子

まず初めに私たちが訪ねたのは....

nenne panさん!

オープンしてすぐに行列が出来ていたので、気になって私たちも並んでみることにしました。
さまざまな種類のパンがあり選ぶのにも一苦労でした。私たちが購入したのは「大人のチョコレート」というパンです。名前の通り少しビターでしたが、チョコの甘味もしっかり残っていて高級感のある味でした🍫

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行列のできるパン屋さん


nenne panさんは、受注販売専門のパン屋さん。
体に良い食材を使用した安心安全でおいしいパンづくりを目指しているそうです。主催者である小泉さんから声をかけてもらったこと、そしてFarmers Marketの地産地消で地元の野菜を使うという地産地消のコンセプトに賛同したいと思い、出店を決めたとおっしゃっていました。
普段は受注販売のためお客さまとの対話はほとんどないそうですが、Farmers Marketでは実際にお客さまの顔が見られたり対話ができたりと、普段の販売ではできない体験があるようです。

Instagram @nenne_pan

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続いて喉が乾いた私たちは、飲み物を探すことにしました。そんな時に見つけたのが....

森果樹園×ツギキさん
見た目から可愛いジュースを販売していて気になったので足を運んでみました。
店員さんも明るく素敵な方々で、ジュースのカップに自分達でお店手作りのシールを貼ることが出来る点も魅力的でした!🍊

かわいいハローステッカー


森果樹園×ツギキさんは、淡路島にある家族で営んでいる果樹園。なるとオレンジや温州みかん、桃を主に育てているそうです。

nenne panさんと同じく、小泉さんからのお声がけがきっかけでFarmers Marketへの出店を決めたとのことですが、お客さまとの距離が近く、直接お話できるところがこのマーケットの魅力だと教えていただきました。
お客様自身に好きなシール選んでもらい、カップに貼ってもらうことで、ドリンクを楽しむだけでなく、小さいお子様との会話のきっかけができたりと、お客様とのコミュニケーションを作る工夫をされていました。
またお客様だけでなく、他の出店者さんとの繋がりもこのマーケットを通してできたそうです。
旧居留地には都会ならではの空気感があると感じているようで、出店しに旧居留地へ来るのが楽しみだとおっしゃっていました!

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Instagram @morikajuen


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腹ごしらえを済ませた私たちは、マーケットに訪れたお客さんにお話を伺うことにしました。

まず初めに私たちが声をかけたのは、「北坂養鶏場」さんの卵を買いにきたご夫婦。奥様の手には卵を入れるためのケースが!

お話を伺うと北坂養鶏場さんの卵を買うのは初めてではなく、卵がなくなるとFarmers Marketに来て買い足しをしているそうです。
北坂養鶏場さんの卵は濃厚で特別だとおっしゃっていました。(何度も食べたくなる濃厚な卵、私も食べてみたい...!)
取材が終わると旦那様から「取材頑張ってね」と一言。最初の取材でとても緊張していましたが、その言葉に安心し、暖かい空間だなと感じました!

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並んでいるたくさんの卵

しばらくお店を見ていると、テントの横に出店者のかたと仲良くお話をしている女性の方が。この方は「新世紀」さん(今回のFarmers Marketに出店しているフォーのお店 『Instagram @shinseiki_boozys』)の系列店で働いている店員さんで、今回の出店の様子を見に来られたそうです。

Farmers Marketに来るのは初めてということで、感想を聞いてみると、地元の食材の良さを知る素敵なマーケットで、また来たいとおっしゃっていました。
実際、私も今回の取材を通して、運営者、出店者の方々の想いや、人の温かさに触れ、またFarmers Marketに来たいなと思いました!

最後に私たちがお話を伺ったのは、小さなお子さんを二人連れた四人家族のお客様。
Farmers Marketに来るのは初めてではなく、これまでも色々な場所で開催されたFarmers Marketを訪れているそうです。
家族連れのお客様が多いFarmers Marketですが、旧居留地のマーケットは日陰で開催されているので、小さな子供さんも一緒に来やすいとおっしゃっていました。

この日出店されていたお店の中でのおすすめは、クラフトビールを販売しているIN THA DOOR BREWINGさんだと教えていただきました。
ビール片手にマーケットを散策するのもきっと気持ちがいいでしょうね🍻

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この日はとても天気が良く、気温も高かったため、私たちはまたドリンクを飲むことにしました!
続いて訪れたのは....

SOUL DRIP COFFEEさん☕️

お洒落で雰囲気のあるコーヒー店でまさに映えを好む大学生にはおすすめのお店でした!
お話を伺う前にアイスコーヒーを一杯頂いたのですが、お店のこだわりの浅煎りの豆を使用した、酸味とフルーティな風味のコーヒーで、ブラックが飲めない私たちにもとても飲みやすく、美味しく頂きました!

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お店と店主さんとコーヒー


SOUL DRIP COFFEEさんは、神戸市中央区にお店を構えるコーヒーのハンドドリップ専門店。仲の良い他の出店者さんに紹介してもらったことがきっかけで出店したそうです。
業種を超えた繋がりがあり、普段お話しできないような野菜農家さんなどとの対話もできて、とても刺激を受けているそうです。
旧居留地での開催で感じた魅力についても伺ってみました。オフィスや駅が近いことから、マーケット目的で来る方だけでなく、通りすがりの方などいろいろな人たちが来てくださるところが魅力だとおっしゃていました。また、感受性豊かな人たちが多いように感じるともおっしゃっていました。

Instagram @souldripcoffee


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続いてお話を伺ったのは....

元農園 チアファームさん🥦🥒🥕
手書きで書かれたメニュー看板が可愛くて雰囲気のあるお店でした!

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手書きで書かれたメニュー看板


元農園チアファームさんは、神戸市西区で食べたいものを作るをコンセプトにしている農家さん。Farmers Marketが始まったばかりの頃から参加されているそうです。
他の農家さんが手間がかかるので作るらないような野菜であったり、珍しい野菜を作っている農家さんで、花ズッキーニなどの他では売っていない野菜がたくさんあるので、リピーターやファンがたくさんいるそうです。お話を伺ったときにはもうほとんど売り切れ状態でした。
珍しい野菜を取り扱うのでお客さまから「どうやって調理するの?」と声をかけられることも多く、これがきっかけで、お客さまとの繋がりができているとのこと。
またお客様同士で教え合っていたり、お客様から聞いたレシピを他のお客さまに紹介したりと、繋がりがどんどん広がっていっているようです。


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イベントを楽しんだ私たちは、最後にFarmers Marketの主催者である小泉さんに旧居留地で開催することについてお話を伺いました。
小泉さんはとても明るく気さくな方で、私たちも楽しく取材ができました✨


〜なぜ旧居留地でFarmars Marketを開催するのか〜

元々東遊園地で開催していたFarmers Marketですが、東遊園地の改装工事に伴って他の会場を探すことに。
小泉さんが以前から「ここで開催出来ればいいな」と思っていた旧居留地で3か月に1回のペースで開催するようになったそうです。
旧居留地のこの一角は交通量が少なく、並木が綺麗で雰囲気も良く、木が日差しや小雨から守ってくれるため、出店者もお客様も快適にマーケットを楽しむことができる点が素敵だと教えて頂きました。

取材の日は晴天でとても暑かったのですが、小泉さんが仰っていたように緑がとても綺麗で都会の中でもゆったりとしていて雰囲気が良く、自然を感じることが出来ました。

また、近くにはストリートピアノがあり、自由にピアノの演奏が行われていたので、その演奏を聴きながら、食事やお喋り、お買い物を楽しめるのもとても魅力的でした。
まさに、「自然の中で自然のものを食べる」そのものだと感じました!

お昼の様子

〜Farmars Marketを旧居留地で開催することのメリットについて〜

旧居留地でマーケットを開催することについて小泉さんは、
①『都心であるため、外国人や子供連れ、常連さんなど幅広い客層の方がマーケットに参加できること』
②『周辺にはカフェやレストラン、アパレルショップなどが沢山あるため、マーケットだけでなく色々なことを楽しめること』
③『多くの人が思い浮かべる、神戸らしい風景も楽しめる』
このようなメリットがあると仰っていました。

私たちも実際に行ってみて分かったのですが、駅からも歩いていけるためアクセスも良く、周辺にはお洒落なカフェがあり、このマーケットだけでなく旧居留地を楽しむことが出来るのも魅力の一つに感じました!




素敵な街に、素敵な人、素敵なものがたくさん集まるFarmers Market。次回の旧居留地・浪花町筋での開催は9/3(土)、10(土)、17(土)の9時〜12時です。またFarmers Marketは旧居留地以外でも須磨海岸や新長田でも毎月開催されています。ぜひ一度訪れてみてください!

最後に
この記事はたくさんの方のご協力により完成させることが出来ました!
今回の取材にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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