前から気になってた夫の習慣なんですが、封筒を破いて捨てるときに、必ず「金入ってないよな！？」って中身が空っぽなことを確認するのです。
封筒捨てるときは何か書類とか入ってるといけないから、私も一応中身確認するけど、夫の場合はなんか違うんですよね。
確実に「お札入ってないかな！？」って、お金を確認しにいってるというか。

聞いてみると、なんでも子供の頃にまだお札が入ってたお年玉袋を、空だと思い込んでビリッビリに破いてしまったそうで…。
気がついたときにはもう後の祭りで、せっかく誰かからいただいたお年玉（お札）がビリビリ…。
しかも破れたお札は状態によっては銀行に持っていくと、全額交換してくれるってのを当時知らなかったらしくて…。
子供の時のお金の価値って本当にすごいものだから、夫も相当ショックだったそうです。

そんなこともあってか30年以上たった今も封筒を捨てるときは、お札が入ってないか確認せずにはいられなくなったそう。
私この話聞いて、子供の時の体験ってなんて大きい影響を与えるんだろう！ってしみじみ思っちゃったわ。
夫はもう40歳を過ぎたいい大人なのに、小学生の頃のショックな体験が今も忘れられないんだもんなー。

そういう子供の頃の話聞くと、その時の夫の狼狽する様子や、お義父さんお義母さんの気持ちとか、想像するだけでなんだか胸が締め付けられるー。
子供の頃のトラウマ、おそるべしだ。