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noteリレー② かめりあ金子

私は椿のことは少しわかるが、バレーボールは全くできないし、わからない。でもなぜかここにいる。大島高校13年目、女子バレー部顧問になり4年目。色々な事情がある。

顧問になって大島のバレーボールのすごさがよくわかった。野球とバレーは伊豆大島の地域スポーツである。それ故、応援もすごいが、しがらみもすごい。

でも、ひたむきに頑張る子どもたちが間違いなく存在している。ものごとに没頭できる環境があるのは大島の魅力。そしてそこには信念を持って指導している指導者がいた。教員として見習うべきこと、学んだことはすごく沢山ある。私も大島高校バレー部の顧問というだけで、島内外ですごいといってもらえることもある。すごいのは私ではない、今いる子どもたちと、歴史を築いてきた卒業生、そして指導者の方だ。Y本さんは大島のレジェンドである。

そんな大島なので、指導者もたくさんいる。
船頭多くして船山に上る。指導者の世界も大変だ。山にのぼってもいいじゃん、また海と別の景色見えるよ。色んな船頭さんの船に乗ってみてもいいんじゃない?なんて思うこともある。それは真剣にバレーボールに向き合ってる人たちに失礼なことかもしれないが、私は指導者じゃないからそんな事を考えたりもする。無神経に壁を壊している気もする。最適解を探し続けている。

あの中田久美さんが来てくれる。20年ぶりに。3人しかいない島高バレー部の力になりたい、選手を連れて行く、と言ってくれた。6月末まで現役だった野本梨佳さん。全日本代表にまでなった一流のプレイヤーだ。子どもたちもすごく楽しみにしている。当時、久美さんに教えを受けたS井さんを通じてお願いしたことが実現しそうだ。ダメもとの挑戦から始まったこのプロジェクト。

私は島高の魅力化につながることなら、積極的に取り組むし応援もする。それにより、これまで沢山の地域の方々とつながれた。今回のプロジェクトも本当に多くの方が動いてくれている。それが本当に嬉しいしありがたい。こんな風に興味を持ち支えてくれる人がいる限り、この先島高はどんどん魅力化していくことができるだろう。そして、島高の活力で地域を元気にできたらと思う。そのために、果たしていつまでここにいられるかはわからないが、私は今目の前にある使命に全力を尽くしていく。

最後になりましたが、このプロジェクトに関わってくれてる全ての人たちに心から感謝申し上げます。ここまでお読みいただきありがとうございました。

8月23日、24日、なんとか開催できますように。。。

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