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「O」7話.プロタゴニストの結成


正義


MASAMUNEがメンバーに加わった。
これで能力者、チャンピオンが一人加わった。


SHINGENは口に出す。
「我らの軍団は、プロタゴニストと名付ける」


全員が熱燗が入ったおちょこを、上に掲げる。
正義と平等。共闘しこの世界を見守ると・・。

ここで「protagonist/プロタゴニスト」が結成された。

彼らはこの世界の繁栄を見守っていくのであった。

時が経ち、彼らが転生された事は、世に知れ渡り、行動や考えを各国の首相にSHINGENが話をつけていく。
首相達もSHINGENらの存在は頼りになると考えた。

そして、能力者だけでなく、人間達も協賛し共に組織を大きくしていく。

邪気の拡大に伴い、それに対応する自分たちの存在。
この世界で何かが起こる前に抑止力として大きくなる。

YAGAMIもその事は気付き動いているのだろうか、、、


いつの間にか、仲間達は増えていきプロタゴニストのアジトを建設していく。



複数の腕

あるスラム街、建物が入り込んでいる街の裏路地には、刀を持った男が居た。

TOKIMASAだ。

TOKIMASA

治安の悪い集団に襲われるも、何事もなく、瞬時に人を斬る。
TOKIMASAは、この世でも人斬りを辞めない。


それを、チキンを食べながらYAGAMIは見ており、笑いながら問いかける。
「お前は、罪悪感は感じないのか?罪のない人を斬り続けて」

TOKIMASAは答える。
「無駄な命だ」

YAGAMIは、何も言わず笑いながらチキンを頬張る。

すると、目の前にある少年が現れる。

彼の名は「本谷 脩(もとや しゅう)

彼は呪霊と契約を交わして操っている。4人の呪霊達の力で壮大な攻撃や防御をする事が出来、不気味さからは近づく者は少ない。 契約には右目を差し出しており、呪霊達も自我を持っている。 稀に見る幻術師でもある。


YAGAMIは、彼を見て不思議そうに見る。
なぜなら、彼の背中には4本の腕が生えているのだ。

YAGAMIは、
「何か用か?」

脩は、聞き返す。
「なぜ人を殺しているの?」

YAGAMIは
「お前には関係ないことだ。ところで何故、お前の背中には奇妙な腕が生えている?」

脩は驚く。
「この腕見えるの?」

そう、その腕は、YAGAMIと脩にしか見えていなかったのだ。
YAGAMIは、面白く感じて彼を仲間にした。

これで、ヴィランズにも大きな力が加わる。

脩は、YAGAMI並みの邪気がある事にTOKIMASAは少し驚いていた。

彼は、転生された者なのか分かっていない。ただこの世界にいた者が特殊な能力を使えるとは聞いたことがない。


YOSHIOKIも戻り、彼らは力を大きくする為に仲間を増やしていった。
そして、ある大陸の地下にヴィランズの基地を作り始めた。

彼らもSHINGENと戦う為に、大きな組織となっていった。


世間の評価

世間は、ある大陸の噂で持ちきりになっていく、
そこでは、奴隷制度や、能力者以外は労働に使われ独自国家を目指している組織があると、その噂は世界中に広まっていく。

もちろん各国に知れ渡り、プロタゴニストのSHINGENらにも広まっていった。

ヴィランズの目指す世界は、独自国家。新世界秩序である。

YAGAMIは
"正義と公正の原理により弱者が強者から守られる世界秩序"
を目指すとYOSHIOKIと話しながら、酒を飲む。

「この世界の焼酎というものは、とてもいいものだ」
と口に出しながら、笑う。

YOSHIOKIは
「今度は、もっと面白いモノを持ってくる。ついでに他の酒も持ってくるから楽しみに待っておけ」と口に出し、外へいく。


YAGAMIは、そんなYOSHIOKI後ろ姿を見てニヤける。




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