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毎日飲む、のはすごいのか

2023年11月某日。曇り。18℃。


会社に、ほぼ毎日飲み歩いている人がいる。取引先の人との飲み会もあれば、社内の人、かつての同僚と飲みに行くこともあるそうだ。
ちょっと疑問なのは、家庭もあるのに夜遅くまで飲むことと、肝臓や腎臓への負担もあるはずなのにビールを永遠に注文して飲むこと。少し心配だ。
そしてもっと疑問なのは、その人を「毎日飲んでいて、すごい」と評する風潮が会社にあること。直接的に給料に反映されるわけではなく、その人がいない場で「ほぼ毎日飲んでて、すごいよね」といった感じで崇められる感じ。

体力ゲージに関しては絶対勝てないし、僕も心からすごいと思う。ただ会社で評される際には、この「すごい」に「体力ゲージがすごい」というニュアンスがまったく感じられない。純粋に「仕事ができてすごい」となっているのが不思議でしょうがないのだ。

たしかにその人は仕事ができない人ではない。っていうか、結構できると耳にするし、自分もそう思うし、実際頼りにすることが多い。ただ一緒にいるからこそ、どこか物足りなさを感じる瞬間もある。完璧な人間はいないと思うから仕方ないと思うし、そして今回はそれが論点ではない。

ほぼ毎日飲んでいる=仕事ができる、という方程式が納得できない。ほぼ毎日飲んでいる、ということは普段の業務に余裕があるってことにもならないのだろうか。

誰かこんな式を提唱しはじめたのだろうか。そしてこの式は他のところでもまかり通るのだろうか。この会社だけだったら怖いなあ。

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