よすきものすき

26歳社会人3年目生の日記もどき。今年は"進めます"。

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最近の記事

一緒に人生ゲームを進める友達が欲しい

2024年2月某日。曇り。14℃。 去年の今頃、結婚して同棲生活が始まり、生活は大きく変わった。朝目が覚めたら隣に人がいて、夜寝るときにも隣に人がいる。家を出るときに「いってきます」「いってらっしゃい」、帰ってきたら「おかえり」「ただいま」というラリーが起こる。残業して遅くに帰れば温かいご飯ができていて、ボクが先に帰った時は、夕飯をこしらえて、それでも帰って来なければ家事や入浴を済ませて帰りを待つ。週末の過ごし方と美味しそうなご飯屋さんはほぼ毎日考えながら、たまに聞かれる「

    • 結婚式が恥ずかしい

      2024年2月某日。曇り。7℃。 昨年末に結婚式を挙げた。結婚式と言い表すのはなんか違うような式だったからここからパーティーと記す。 パーティーでのイベントは、ピアノ独奏1曲+バンド演奏6曲、以上。こう書くと簡素で温かみに欠けた式に聞こえるので、美味しい食事も付いて、ドリンクも飲み放題だった。結婚式において、美味しいご飯と飲み放題はデフォルトかもしれないが。 どうしてこうなったかと言うと、とにかく結婚式が恥ずかしかったから。人前でキスすること、人前でケーキに二人で包丁を

      • パートナーを何と呼ぶ

        2024年1月某日。曇り。6℃。 結婚相手をなんて呼べばいいのか、わからない。今は「奥さん」と呼んでいる。多様性の現代において「奥」とはなんだ、と聞こえてきそうなので早く改めたいとは思っている。 結婚なんて夢のまた夢だった頃、「嫁の妹がスピード違反で減点されてさ、」「全裸で料理してたら嫁に怒られてね、」と話す人生の先輩たちに憧れて、よし結婚したらオレも「嫁」って呼んじゃうぞ、なんて息巻いていたけれど、今じゃ信じられない。というのも嫁を「嫁」呼ばわりできるのは、自分に絶対的

        • 進め、自分

          2024年1月某日。晴れ。5℃。 真っ直ぐpart.2が終わった。終わってから1ヶ月が経とうとしている。たいへん上出来だった。 入籍して、新婚生活を始めて、初めて海外旅行に行って、2年連続2回目の沖縄旅行にも行って、ライブハウスでバンド演奏をやって、ハネムーンにも行って、結婚パーティーもやった。 真っ直ぐだった。2022年にも劣らないくらい、いやそれ以上に真っ直ぐだった。このすくすく空に向かって伸びた、もしくは前に向かって伸びた、この自分の中の真っ直ぐをこれからも大事に

        一緒に人生ゲームを進める友達が欲しい

          ワーク・ライフ・アンバランス

          2024年1月某日。晴れ。9℃。 「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を数年前から聞くようになった。仕事と生活を調和させましょう、っていう概念だと認識している。ただこの言葉を日常生活で耳にするのは、ライフを充実させるためにワークをサボりたい人が使うときばかりだ。 ただそれは仕方がない。この言葉が悪いと思う。だってワークに入っているのは仕事だけ。その一方で、ライフにはギャンブルもアルコールもセックスも旅行もフェスも推し活も家庭もぜーんぶ含まれているから。そもそもこの言葉自

          ワーク・ライフ・アンバランス

          ドキドキワクワクをどう満たす?

          2023年12月某日。晴れ。10℃。 僕はギャンブルをやったことがない。やろうとも思わない。 実家の近くには広大な駐車場のど真ん中にパチンコ屋があった。大学時代泊まり込みしていた寮の近くに競艇場があった。学園祭で麻雀卓にも座った。居酒屋でチンチロをしたこともある。ギャンブルに縁がないわけではないと思う。でも株も宝くじも競馬もスロットもやったことがないし、これからもやることはない気がする。 大人はみな、どうやってドキドキワクワクしているのだろうか。凄く気になったのでちょっ

          ドキドキワクワクをどう満たす?

          地に足付けて考える。たまには宙に浮きたいけれど。

          2023年12月某日。10℃。曇り。 一人暮らしを卒業して、大きく変わったことがある。それは親しい友達との飲み会ではじめて気づかされた。 社会人になってから知り合って、それから平均して半年に1回くらい飲みに行く、といった仲の3人組なのだが、まあ居心地がいい。それぞれが何を言っても柔らかく受け止め、それぞれの視点から思いつくことをそれっぽく言い合う、そんな関係性。どんな悩みや不満がテーマになっても、だいたい3人とも同じ立場にいる。けれど、それぞれ根拠が違う。それが心地よさを

          地に足付けて考える。たまには宙に浮きたいけれど。

          毎日飲む、のはすごいのか

          2023年11月某日。曇り。18℃。 会社に、ほぼ毎日飲み歩いている人がいる。取引先の人との飲み会もあれば、社内の人、かつての同僚と飲みに行くこともあるそうだ。 ちょっと疑問なのは、家庭もあるのに夜遅くまで飲むことと、肝臓や腎臓への負担もあるはずなのにビールを永遠に注文して飲むこと。少し心配だ。 そしてもっと疑問なのは、その人を「毎日飲んでいて、すごい」と評する風潮が会社にあること。直接的に給料に反映されるわけではなく、その人がいない場で「ほぼ毎日飲んでて、すごいよね」とい

          毎日飲む、のはすごいのか

          珈琲のフタ

          2023年11月某日。曇り。11℃。 これまでの人生で、今一番コーヒーを飲んでいると思う。大きな理由は二つ。 一つはデートでカフェに行くようになったから。雑誌や食べログ、Instgramで洒落たカフェを見つけては週末に二人で出かけている。コーヒーを楽しんでいるのか、話すのを楽しんでいるのか、オシャレな雰囲気に酔っているのかは、わからない。 もう一つは、二人暮らしの家にドリップコーヒーメーカーがいるから。僕はそもそもモノをあんまり持たない人だけど、あるなら有効活用した方が

          義父母への挨拶

          2023年11月某日。晴れ。16℃。 「娘さんを必ず幸せにします」 というセリフに違和感を覚えていた。幸せにするってなんか、烏滸がましいなって思ってたから。これまで誰かを幸せにできたっていう実感もなかったし、自分の機嫌は自分で取るのが大人だと教わった。 でもあれだ。結婚して生活をともにして、そうなってからやっと思ったけど、自分と相手と2人いるけど"1人"な感じだ。言葉が適切か分かんないけど運命共同体って感じ。僕がしっかりしないと相手に影響が出るし、僕が楽しかったら相手も

          義父母への挨拶

          "東京"備忘録③

          2022年10月某日。晴れ。22℃。 第三回。溜まっているので淡々といきます。 雑司ヶ谷に行った。「獣になれない私たち」のロケ地に行ってみたくて。新垣結衣も松田龍平もいなかったけど、酔っ払って主題歌を歌ってたら、猫ちゃんが出てきた。驚かせてごめんね。 芸術の秋、と言わんばかりに写真展もいくつか巡った。これは去年の7ー9月だから、夏だね。芸術の夏真っ盛り。 チェーン店らしいけど、こんな雑誌を用意してればそんなことは関係ない。マスターもお客さんもフランクでいい場。 『ル

          "東京"備忘録③

          節子さん

          2023年5月某日。晴れ。20℃。 節子さん、母方の祖母、が4月に亡くなった。直近で入院や通院もしていたわけではなくて、突然のことだった。死因は不明だけど、大動脈解離じゃないかと。こたつで横になりながら、息を引き取ったらしい。 少ない親戚の中で一番好きな人だったなと思う。お婆ちゃんっ子だったと思う。妹にもそう言われて、少し誇らしくてどこか恥ずかしかった。 僕が知っている節子さんは、ずっと一人暮らしだった。旦那さんを早くに亡くし、女手一つでお袋と叔父を育てたらしい。だから

          更新待ってます

          2023年5月某日。曇り。18℃。 「居酒屋のチンチロ🎲」というタイトルだけ付けられた白紙の下書きを見つけた。断片的な記憶では、鶯谷の串カツ田中でチンチロをやって、2倍量のハイボールが出てきたはず。金額も2倍だったから、お店側の勝ちで僕は負け。 何を書こうとしてたんだろうかなんか書きたかったんだろうけど、今となっては、さっぱり思い出せない。 ちなみにこの日は、待ち合わせに遅刻して、さらに連絡も入れてなくて、その人をひどく悲しませてしまった日。結局3軒くらいハシゴして仲直

          更新待ってます

          お久しぶりです

          2023年5月某日。晴れのち曇り。20℃。 前回noteを更新してから、4か月近く経った。 二つ言い訳があって、バタバタしていて書けていなかったから、そして書かなくてもよくなったから。まあこの期間のあったことはまたどこかで。また4か月経ったりして。 久しぶりにアプリを起動したのは、GW明けすぐの金曜日。部署の飲み会の二軒目で楽しくなって、「note書いてます」とか言っちゃって、なんか見せてよ、って言われたから得意げに見せびらかした。4ヶ月も更新してないのにね。 そうなる

          お久しぶりです

          真っ直ぐに抱負part.2

          2023年1月某日。曇り。5℃。 今年の抱負。真っ直ぐpart.2。 去年は真っ直ぐ、にした。なんかビビッときただけ。 そしてまずまず、いや控えめに言って最高に充実した一年だったと思う。歴代最高点を叩き出したんじゃなかろうか。 去年はなんかうまくいった。そして何かパッとした抱負も思いつかない。ていうかそもそも毎年抱負は変えなきゃいけないものなのだろうか。去年と同じじゃダメなのだろうか。停滞や現状維持は、すなわち後退だろうか。企業や国の5か年計画、的なモノが個人にあって

          真っ直ぐに抱負part.2

          2022年12月某日。雨。10℃。 北陸で生まれ育った。1年の半分以上、太陽が雲で覆われていて雨が降るの地域。「弁当忘れても傘忘れるな」と、耳にタコができるくらい言われる地域。そしてそのせいか自殺者も多い地域。 ただ、中学生から高校生にとっては、多少の雨や雪が降ったって関係ない。足早に帰るわけでも、カバンで頭を覆うわけでも、折りたたみ傘を取り出すわけでもなく、濡れながら下校する。全然降っていないのに(多少は降っているし、絶対傘をさした方がいいのだけど)、傘をさすなんてダサ