メープルシロップは日本で作れるのか
妻です。突然ですが、10月5日は「カナダ・メープルの日」だそうです。メープルシロップ、美味しいですよね。パンケーキにかけるのはもちろん、お砂糖の代わりに、料理に入れたり、利用法もさまざま。
日本のスーパーで見かけるメープルシロップって、ほとんどが外国産のものみたいです。しかもあんまりお安くない。ちょっと良い蜂蜜くらいのお値段かな。
なんでメープルシロップの話をしているかというと、大変くだらない理由がございまして。
我々夫婦、常日頃から「あぁ~~お金いっぱい欲しいな〜」と思って生きています(何言ってるんだ)
先日も「なんとかしてお金をたくさん得たいな〜〜」「勝手に口座にお金が入金されないかな〜〜」と呟いていたところ、テレビで養蜂家の方の取材をやっていました。聞けば苦労も多いけれど、質の良い蜂蜜が作れれば、すごく儲かるんだとか。
そうかぁ。蜂蜜みんな好きなんだ。美味しいし、健康に良い食品は売れるって言うからね。
そこでふと、あれ、じゃあ似たような使い道のメープルシロップについてはどうなんだろうと思ったのです。上述の通り、国産のメープルシロップってめったに見かけないということは、国内での量産化ができれば……もしかして、儲かるのでは?
というわけで調べてみました。
①まず、健康食品としてのポテンシャル。
メープルシロップは、日本人に不足しがちなカルシウムやマグネシウム、たんぱく質や糖質の代謝に不可欠な亜鉛、余分な塩分(ナトリウム)を排出するカリウムといったミネラルをバランスよく含んでいるとのこと。
②次に相場。
スーパーなどで売っている安いもので、およそ2.4円/g、高級なものだと170円/gまでありました。なお、国産の高級蜂蜜は50~80円/gあたりです。
③そして肝心の作り方。
カエデの樹液を集め、沸騰させて濃縮させます。サトウカエデの樹液には2%–2.5% の糖分が含まれていて、1本の木から、だいたい60リットル前後の樹液が採れます。(Wikipediaより)
しかしここで問題が。このサトウカエデ、日本にはほぼ栽培されていないそうです。日本で見られるカエデの木は、そのほとんどが「イタヤカエデ」で、樹液の糖度がサトウカエデと比べて低いようなのです。また、一本の木からとれる樹液の量も20リットル程度。これを煮詰めてシロップにするのは非常に手間がかかり、且つ繊細な根気のいる作業となることでしょう。
とはいえ日本でも、手作りのメープルシロップを販売されている方は僅かにいらっしゃるようです。とても貴重です。
④結論としては、
我々には無理だということがわかりました。どう考えても素人が軽い気持ちで出来ることではないですね。国内でメープルシロップを生産されている皆様には、尊敬しかありません。
以上、秋の訪れとともに、カエデの木がもたらす自然の恵みに思いを馳せたという、ただそれだけの話でございました。それはさておき、やっぱりできれば労せずしてお金を手に入れたいものです。こんな事書くと、マルチとかネットビジネスの勧誘が来ちゃったりして。
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