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どーせ俺は愛されてるんだから

退職に伴う感想文です。
意外なほど温かい退職になりました。
長文ですが、ご興味ある方は
お読みいただければ嬉しいです(^o^)

2020年10月末、今の会社を正式退職となります。
今日は10月30日、最終の説明などを受けるため
半日の出社でした。

朝から、色々お世話になった方に声をかけていく中で
いつも僕に声をかけてくれるお掃除の子たちのグループと
そのグループをまとめてるおばちゃん達がいるんだけど
その子たちに声を掛けたら

みんな僕が今日で終わりなのを知っていて
ワンワン泣き始めたの。
「またいつでも逢えるから大丈夫だよ」
って説明して、
本当はハグしたかったけど
この子達は免疫弱いからコロナもあるし
握手だけしてバイバイしてきた。

普段、何気ない会話をするだけの間柄だけど
そこまで思ってくれたなんて…
思わず僕も嬉しくて泣いてしまった。

そんな気持ちになってくれて、本当にありがとう。
とても嬉しかった。素直な気持ちが心に響いた。
本当に本当にありがとう。

そのあとも
お世話になった人、よく喧嘩した人、そうでもない人、
色んな人に声をかけて行ったけど、

みんなが笑顔で「頑張れよ!」って言ってくれた。
僕は、「お体にお気をつけて、皆さんも頑張って下さい。」
と言うのが精いっぱい。

みんながそんな風に言ってくれるとは思わなくて
なにげに、涙腺崩壊をガマンするのに必死だったんだよ。

まあ、そんなんで挨拶終わって、いざ帰ろうとしたら
部長より、ケジメのためにフロア全体集めるから
全体に一言挨拶しろと。

まじでっ!('_')

ココは、こっそり帰りたかった~。いやだー!!

俺は定年退職で会社員人生を全うして
退職するわけではない。いわば途中棄権だ。

今日は65歳で本当に退職する方が1名いらっしゃって
その方の横で、途中棄権の僕が一言しゃべるなんて絶対に嫌だ!!
と思いながら、俺も大人だ。ここは手短に、一言だけご挨拶して
まるく収めようと。

「え~、私は途中で退職いたしますが、かくかくしかじかで~
どうしてもやりたい事がありまして、本日退職いたします。
ありがとうございました。お世話になりました。」

な~んて言っていたら感極まって、みんなの前で泣いてしまった。

しかも、途中棄権の僕に、花束まで用意してくれていて
花束と記念品まで!!!!
そして、同僚の女性とかまで涙してくれるこの状況!

もう俺も涙腺崩壊!!
これ中学、高校の卒業式レベル!!

どうした!!なにが起こっている!
こんな事になるなんて…

申し訳ないやら、ありがたいやら、嬉しいやら
あんなに俺のことを文句いっていた役員やら
○○長やらにまで、頑張れよと、お声をかけて頂いた。

もっと、こっそりとフェードアウトする予定であったが
なんだか、すごく暖かくお見送りして頂いた。

まさか、こんな温かい退職になるなんて
夢にも思っていなかった。
そこで調子に乗った俺は思った。

「どーせ、俺は愛されてるんだから。」

これは成功した姿をみんなに見せるのが恩返しだ。
皆さま、本当に本当に本当に本当に本当に本当に

お世話になりました。ありがとうございました!!

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