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今さら我が家に太陽光発電を導入してみた

元々、太陽光発電を住宅に導入することには否定的だった。
【否定していた理由】
・屋根に重い太陽光パネルを載せたことによる家屋への耐震性への影響
・家屋への雨漏りリスク
・従来の「売電により費用コストを回収する」という考え
・売電単価を不要に釣り上げ、その費用を既存の電力利用者に押し付けるという構造
・発電は、大規模な施設(原子力発電所)が集中して発電し、それを各宅で使用するのが効率的であり、各住宅で発電し使用するなど非効率であるとの考え

しかし、これらの考えは、未曾有の原子力発電所の事故と石油価格の不安定さにより、更新を余儀なくされたわけだ。

そして、昨年からの電気代の高騰は、私のそのような考えを軽く吹き飛ばすのに十分なインパクトであった。

我が家はオール電化で、東京電力と契約するプランは電化上手。
この電化上手の値上げが、なかなかエグい。

電化上手の特徴である夜間電力の単価の変化見ると…
2022年9月  12.48円
2022年10月 15.12円
2023年7月 29.05円
この7月の値上げはヤバい!

ただし、7月の請求内容を見ると、政府補助金による軽減(単価-7円分)と燃料調整費(単価-11.21円の分)が効いていて、実際の請求金額は高くはないのだが。

政府の補助金はそのうち終わるであろうし、燃料調整費の恐ろしさは、今年の1月に経験したばかり。※1月の燃料調整費(単価+12.99円!)

もう太陽光発電を導入するしかなかった。

早速、インターネットを駆使して情報収集し、複数社へ見積依頼。

我が家は東西の切妻屋根。
各社から提出されたプランは、東側には5.3kw、西側は屋根が変化しているので1.4kwの計6.7kwを載せるというのが多く、太陽光発電の仕様はこれで決定。

後は、蓄電池を導入するかであるが、これはかなり迷ったところ。
というのも、今年度から、埼玉県の太陽光発電設備に対する補助金制度が始まり、蓄電池の整備を条件に太陽光発電1kwあたり7万円(上限35万円)の補助金を得られるからである。

しかし、蓄電池は導入コストが高額でありコスト回収に時間がかかりそうなこと、埼玉県の補助金の条件にFIT認定を取得しないことがあったことから、結局、蓄電池の導入は見送ることとした。

最終的に我が家が導入した太陽光発電設備の内容は以下のとおり。

システム容量: 6.785kw(東側5.325kw 西側1.46kw)
パワーコンディショナー: 5.5kw
パネルメーカー: ハンファQセルズ
導入金額: 1,314,000円

この導入効果は継続的にレポートしていきたい。


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