<第二弾!>新規事業/サービス責任者に一問一答!


【自己紹介】

2012年ワンスター新卒入社。デジタルマーケティングにおけるコンサルティング営業に6年間従事。
営業局長として、延べ100社を超えるWEB広告プロモーションに関与。 立ち上げから数億規模への拡大実績や、30億規模のクライアント等を歴任。
現在はretailor(リテラ)の事業責任者として主にセールス・カスタマーサクセスを掌握。

質問①どのような新規事業を立ち上げているのですか?

チャット接客販売のSaaSプロダクト「retailor(リテラ)」を手掛けています。

スマートフォンの登場以来、僕たちの購買スタイルは大きく変化し、 D2Cを通して多くの素晴らしい商品に出会えるようになりました。
しかし、D2Cの要である「LP」や「決済」などのコミュニケーションは20年以上もの間、 画一的かつ一方通行なままで、お客様一人ひとりに寄り添った接客は未だに実現できていません。

retailor(リテラ)は、一辺倒な購入UIではなく、 「チャットによってパーソナライズされた”接客体験”」をオンライン上で提供します。
僕たちは、実店舗のような購買体験を提供することによってオンライン上でも「買う喜び」を創出し、 D2Cブランドの価値を高めたいと考えています。

現在はビジネスサイド5名、エンジニア2名の体制ですが、 これからも人員を拡大させ、時代に求められる接客・販売プラットフォームを目指して行きたいと考えています。

質問②なぜ上記の新規事業を立ち上げたのですか?

「解決されていない顧客課題だったから」です。
6年間コンサルティング営業をする中で、 クライアント様が「LP」や「決済」でのユーザー離脱に悩んでいるのは明らかでした。

「LP」に関しては90%以上、「決済」に関しては85%が離脱をしてしまいます。 これは、購買商品に合う固有なUIや接客ができていないことに原因があるわけですが、 決済を担うカートシステムはSaaSが主流であり、クライアント個別に改修することは出来ません。

故に、これらの課題は放置されたままとなっており、 且つそれを解決するようなサービスも存在していませんでした。
これらの課題をどうにかして解決したいと感じていたことが大きな理由です。

質問③元々新規事業を立ち上げたいというキャリア志向だったのでしょうか?

ぼんやりとはありました。ただそこまで強いものではないです。
それよりも「市場価値の高い人」や「どんな状況でも成果を出せる人」になりたい という思いの方が入社当初から強くありました。

そのためは、どんな仕事にも全力で取り組むことを決め、 一つ一つ着実に成果を出すことにかなり拘りを持って仕事をしてきました。
そうすることで自分の出来ることが増え、影響の範囲が広がり、 今まで見えなかった課題や視座を獲得することができると思っていたからです。

結果的に早いタイミングで営業の責任者をさせてもらい、
その視座だからこそ見える課題を把握することができ、今の新規事業につながっています。
新規事業をやろうにも、自分に課題を発見する力、解決できる力・スキルがなければ何も出来ないので、 目の前の仕事で着実に成果を出し成長していくというキャリア感を持っていました。

質問④今までの経験・スキルが新規事業/新規サービスに活かされると思ったことは何ですか?

新規事業では自分のすべてをフル動員していますが、 中でも「営業力」「チームマネジメント」の経験は特に活かされていると思います。
「営業力」は、もっと抽象的に言うと「何とかする力」みたいなものです。

新規事業では行動と発見の繰り返しが非常に大事で、特に初期フェーズでは顧客から色んな情報を引き出しつつ、 色んな人の手を借りて、意地でも売っていく力が問われると思います。
その時、培ってきたコンサルティング営業の経験は本当に活きました。
お金を稼ぐ感覚、売れる嗅覚、どこに助けを求めるかの人脈など これらの経験が無ければ赤字まみれになって、早々に立ち行かなくなっていたと思います。

また、これは実際にやってみての発見だったのですが、 「チームマネジメント」の経験が新規事業においても非常に活きました。
一人で実行できることには当然ですが限界があり、 その無力感をまざまざと突きつけられるのも新規事業の醍醐味だと思います。

チームで力を合わせるほうが生産的であることは明らかですし、 何より仲間がいなければとても孤独です。
だから、本当に変革したい現実があるなら心の通じ合った仲間集めがとても重要で、 価値提供するためのチーム作りが必要不可欠だと思います。
その時、「チームマネジメント」の経験が非常に役に立ったなと感じています。

【自己紹介】

2015年にワンスターへ中途入社。入社以降、デジタルマーケティングにおけるコンサルティング営業を 経て、マネージャー、営業部長、営業局長を歴任。 その後関西、九州エリアの管掌と、新サービス開発部署を立ち上げ、事業開発を担当。
今年から、サービス開発の主軸をLINE公式アカウントの領域に絞り、 LINEビジネスソリューション本部の責任者として事業開発を推進。

質問①どのような新規事業を立ち上げているのですか?

LINE公式アカウントを活用した売上向上支援を行っています。 具体的にいうと、LINE公式アカウントの運用支援、クリエイティブ制作支援、ツール導入支援、 戦略設計支援等を行い、LINE公式アカウントを活用した売上向上の支援を行っています。

LINEはもはや、コミニケーションに欠かせないツールとなっていますが、 中国などではWechatなどのコミニケーションツールがスーパーアプリ化し、 コミニケーションだけに留まらず決済やEC、ゲームに銀行サービスまで一つのアプリで完結するほどです。まだまだLINEはそこまでのツールではありませんが、ヤフーとの経営統合や近年のキャッシュレス決済の普及を 考えると、生活に欠かせないインフラツールになっていくと考えています。

そのようなLINEを企業がビジネスに活用していく事は益々増えていくと想定しているので、 その中で企業と消費者の間に僕たちが介入し、より便利でより良いコミュニケーションを整え、 企業側の売上向上に繋げられるビジネスを作る事が当面の使命です。 まだまだ、顧客も少なく事例も少ない為、正社員2名、インターン2名、派遣社員4名で日々奮闘しています!

質問②元々新規サービスを立ち上げたいというキャリア志向だったのでしょうか?

ずっと新規事業やサービス開発を行いたいと思っていました。
既存事業(10⇒100)の事をこれまで考えてきたからこそ、 新規事業(0⇒1)に対する苦手意識があったことと、 自分の性格的にも、新しいことや知らない事に興味が多くあり、 もともと自分で作った事業やサービスで仕事を行いたいという気持ちがありました。

既存事業で広告営業をしていたときも、常にメディアだけではなく他のツールやサービスの話を 聞くことが好きでしたし、それを顧客に紹介する事も好きだったので、 漠然と新規事業に携わるキャリアを思考していました。

質問③新規事業/新規サービスならではの苦労を教えてください!

色々と大変なことはありますが、 一番きついと感じたことは、提供サービスが決まっていなかったときです。
事業開発部署を立ち上げて半年は、顧客の所に行き課題をヒアリングし、 どのようなサービスを行うか検討している期間でした。
今思うとその期間はかなり精神的にきつく、これまで大きな組織をマネジメントしたり、 実際に顧客を担当したり、メンバーをマネジメントしたりと、少なからず「誰かに何かを与えられている」感覚がありましたが、サービスが決まっていないという事は、誰にも何も与えられていないという事なので、自分自身の存在意義を感じにくくなっていました。

また、その事業がどうなるか不透明なので、自分のキャリアもメンバーのキャリアも、事業の未来も 見いだせていなかった事が一番きつい瞬間でした。

新規事業の場合は、常に0スタートですので、何にもない事業や自分をいかに信じ続けられるかが大事だと学びました。

質問④もし新卒に戻れるとしたら、1年目から新規事業に携わりたいですか?

間違いなく携わりたいです。 理由は、事業を自分事化しやすく、決断回数が上がる為、成長しやすいと考えているからです。
具体的にいうと、新規事業では上長も行った事がなかったり、社内事例がない事がほとんどですので、自分の頭で考えて常に判断する必要があります。

実際に、私の部署は正社員2名の部署で、うち1名は新卒の子ですが、 質問をされても僕も分からない事が多く、一緒に考えるケースが非常に多いです。 つまり、必然的に上司から言われた事を行う機会よりも、 自分で考えて実行する機会の方が多くなります。

また、新規事業の最初の方は分業化するほど仕組みがない為、全てのオペレーションを一人で行う必要があります。 全てのオペレーションを自分で行うことにより、サービス提供のプロセスや、お金の流れ等の事業全体を把握しやすい事も、成長の要素かと考えています。

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いかがでしたでしょうか?
ワンスターがどんな新しい挑戦をしているか、少しでもイメージ持てたら嬉しいです。

また、新規事業をやってみたいという方も多いと思いますが、
新規事業で得られること(メリット)だけではなく、失うこと(デメリット)も是非考えてみてください。
5人の話しの共通点にあったように、新規事業には強烈な「覚悟」が必要です。
その覚悟がなければあらゆる困難を乗り越えられないですし、
人によっては成長を阻害する環境にもなると思っています。

自分自身のキャリアを考える上で、
「なぜやりたいのか」「いつやるべきなのか」「覚悟はあるのか」
しっかり考えた上で、是非その想いを面接で伝えていただきたいと思います!

※第一弾の記事はこちらから



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