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綺麗な人を見ると、人生が肯定されたように思える 〜塩沼大阿闍梨から学んだ5つのこと〜

仙台にてお会いした塩沼亮潤大阿闍梨はそんな人でした。

ご自身で建立した慈眼寺にて護摩を焚いていただいた後、座談会にてお話したのですが、見ているだけで幸せになれるようなオーラを発しておられました。

※大阿闍梨(だいあじゃり)は、「千日回峰行」と言われる山を1000日間歩き続けるという修行(1日48km、年間およそ120日、9年の歳月がかかる)など、数々の荒行を成し遂げた方。

塩沼さんに関する記事は沢山上がってますが、TEDも素晴らしいです。

そこで、とくに印象に残った言葉を5つ書いておきたいと思います。


1. 気遣いができること

気遣いができる人たちと話していると、お互い阿吽の呼吸でコミュニケーションをとることができ、気持ちのよい時間を過ごせます。そのためには、相手を気遣うこと。そうすると、いろいろなことに気づくことができるのだなあと。


2. 品よくあること

欲をコントロールすること。たとえば、ニューヨークの公園で親子が歩いているところ、父親が子供に"Controll yourself." と言っていたのが印象的だったという。ただ「それはダメ」というのではなく、自分の欲をコントロールしなさい、ということである。また、人生の途中でいろいろなモノや、名誉欲を満たすのは構わないが、ほどよいところで卒業したらどうだろうか、ともおっしゃっておられました。


3. 自分を客観視して、常に磨くこと

自分がどんなものであるか、離れて見てみる。よい人間になっているだろうかと。たとえば、姿勢を正すこと。胸を張って、というものではなく、頭を糸で吊られているように、自然に。すると、考えも整ってきます。自分を仕上げていく際には、まるで球に向かうように、小さいバリ一つ一つまでも取っていく感覚だそう。


4. 返事は明るく、感謝をすること

例えば夫婦間の受け答えも、いやいや言う「はい・・」よりも、元気な「はい!」のほうがいい。これは、口に出していくことで、自分が変わり、相手の受け取り方も変わり、関係性がよくなった、という実際の声が多いとのことです。

「はい!」「ありがとう」

と明るく声をだしていきましょう。


5. あけっぴろげでいること

塩沼さんは登場時からあけっぴろげで、一瞬で引き込まれました。僕がニガテなところですが、ウラオモテをなくすことで美しいエネルギーを出せるのだなあ、と気付きをいただきました。その結果、人間としての殻がとれていくことで、美しい人間になれるのではないか。あけっぴろげ、トライします。

※帰りがけにハグしていただきました(^^)

お話もそうですが、実際に護摩を炊く所作など、とにかく素敵でファンになってしまいました。この会に呼んでくれた山中てっちゃんありがとう!

35歳を目前にして、心を、人間を磨く年にしたいという明確な目標をいただき感謝いたします。


※参考

場所:慈眼寺公式HP

記事:1300年に2人だけ達成、命がけの苦行から大阿闍梨が学んだ3つのこと

書籍:心を込めて生きる 超人的修行を遂げた大阿闍梨の生き方


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