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マスターデュエルのゲートボール大会-アンリミ杯2011 暗黒界の解説記事

今回は第16回アンリミ杯2011で優勝された、思い出ファーストさんに使用デッキである暗黒界の解説記事を書いていただきました!


デッキレシピ


確定枠

・暗黒界の尖兵ベージ
デッキ回転後の展開でNS+ベージSSでグラファを二体並べるために使用します。また後手でブラウorスノウNSに召喚反応を受けた際にディスカしてそのターンにグラファに繋ぐことができます。
できますが、基本的に初手に引きたいカードでない上サーチも対応しているためピンで採用しました。

・トレード・イン
デッキの核です。
基本的に暗黒界の先行時だとデッキに3枚入っているグラファが捨てても何も破壊しないため「グラファ+下級+捨てる魔法」と揃っていても動きたくないハンドも多く、かといって相手にターンを渡してバックが厚かった場合グラファの破壊効果を使ってなお突破できないケースが少なくありません。
今回トレインを採用することで初手にグラファがある時はもちろん、門スノウからグラファをサーチすることで更にドローを加速しつつ前面の打点も確保しやすくなりました。

・暗黒界の門2枚+テラ・フォーミング
墓穴の道連れを3詰みしていることで門2枚で被らないよう門3枚ではなく1枚テラフォに散らしています。

・成金ゴブリン
このデッキの初動は大まかに
1.グラファをトレインのコストにする
2.ブラウorスノウを魔法でディスカする
となるため、9枚しかない暗黒界を引かないことには動き出しません。そこで可能な限りデッキの暗黒界成分を濃くするために成金ゴブリンを始めとした圧縮札を多く採用しています。
墓穴を持っている時は成金のドローでハンドのバランスを崩さないよう注意が必要です。

・大嵐
先行で回さない時と後手で引いた時が強い

・スキルドレイン+神の宣告
展開後グラファのバックに置くことで相手の返しを否定しやすくなります。

・闇のデッキ破壊ウイルス
デッキの核です
急いでグラファを立てる最大のメリットでありこれを採用する兼ね合いで強欲で謙虚を不採用にしました。基本的にはドロー魔法宣言ですが罠ビ相手ではエンドで終わらせます


自由枠

Sin スターダスト・ドラゴン
トレインと闇デッキ対応かつ後手で展開する時は門を破壊から防ぐことも期待できます。
被ると弱いのもありますが墓穴を打つタイミングで門がないと致命的なこと、回転している途中に引きたいことからピン採用にしました。

・無の煉獄
成金と同じ理由で採用
発動条件がシビアなため、取引と墓穴両方打てる時は取引から入りトップで引いた煉獄をアクティブにできるようケアすることもあります。
また発動前に今のハンド+1枚で本当に走っていいか確認も必須で、複数枚初手にくると見通しが悪くなるためギャンブル性が出てきてしまいます。
無視しにくいデメリットのため確定ではなく自由枠に落としました。

・スキルドレイン2枚目
序盤に罠を引けば引くほど回らなくなる関係で限界まで罠枚数を抑えていますがゲーム中一枚は引き込みたいため今回は2枚で起用しました。

・BF-精鋭のゼピュロス
埋葬で落とすか手札抹殺で捨てる時は強力なのですが素引きしてここに墓穴や取引を当てるのはかなり余裕がないと厳しいです。
使い方は門の再利用だけでなく場のグラファを戻してトレインで更に回すこともあります。


【サイドデッキ】

・スノーマンイーター
・冥府の使者ゴーズ
・ライトロード・ハンターライコウ
・奈落の落とし穴
・次元幽閉
ビートダウン用

・魔轟神レイヴン
・D.D.クロウ
ミラー用

・超融合
クロックが早いかつバックが厚いヒーローに対して準備する時間稼ぎ用


採用はしていないが欲しいと思ったカード

・D ・D ・R
門スノウを決めた後ハンドからグラファコストで次元からスノウを回収する動きが非常に強力ですが、初手の事故要因を極力削りたかったため採用を見送りました。

・アドバンスドロー
上記と同じ感じです


暗黒界の魔界発現世行きデスガイドについての評価

暗黒でガイドができる役割
1.門使用後にリヴァイで次元から帰還
2.リバイスで即門起動できる
3.ガイドクリッターでリスクを抑えたビート
4.ゼンマインで除去かつ盤面維持

上記のように他デッキと同等以上に使いやすく強力ですがヴェーラーは当然踏みます。

暗黒界は自分だけでなく相手もドローしてデッキを掘り進めるため、モンスター効果を起動するモンスターを一を1枚でも採用すればヴェーラーを踏む機会が増えますし複数回モンスター効果を使ってヴェーラーを超えていくようなデッキタイプでもありません。

今環境でエフェクトヴェーラーが多くメイン採用されていることから、モンスター効果が必須でないデッキの場合は最後まで腐らせることも狙えると思いガイドを始めトランスデーモンやレイヴン、それを呼ぶクリッターの採用もしませんでした。
またそれらモンスターを絡めると安定はしますがターン中のグラファ着地率が低下するため今回コンセプトと合わなかったのも理由の一つです。


最後に思い出ファーストさんから一言!

いかがでしたか?
今回はウィルス型ドロー暗黒界について紹介してきました!
今後も環境の変化に伴い構築が動く暗黒界から目が離せそうにありませんね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。

お酢さんいつも運営ありがとうございます。

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