君、似合う

「私の作品紹介」ということで、昔々にアメブロで投稿していたときの作品を引っ張り出してみました。
懐かしさと恥ずかしさが相まって何とも言えない気持ちになりましたが…。
これ以上見続けると感情が爆発してしまいそうなので、パッと選んでみました。お目汚しで申し訳ないですが。


君の事を考えもしないまま 僕は外へ出る

暑い太陽が照りつけるから ふと立ち寄ったショッピングセンター

すっかり季節は夏模様 涼しいクーラーが気持ちいい

横を見ると浴衣が並んでいた 君に似合う浴衣はどれだろう

チラッと見ただけなのに

きっと あの青と白の浴衣が似合うだろう

きっと あの赤い帯なんか素敵なんだろう

どれを着ても 似合うのだろうな 僕は見ることはないけれど

どこに行っても 君に似合うものを探してしまう

何をしてても 君に会う方法を探している

君に似合うもの探しても 君に会うことはないのに

君に会ったとしても 君に似合った浴衣を買っても

その姿を隣で見ることは無いのに

僕は 君に似合うのかな


君の事を隅に追いやったまま 僕は街を歩く

何も考えたくないから フラフラ歩くショッピングセンター

すっかり心は冬模様 温かい肌の温もりを感じたい

前を見ると水着が並んでいた 君に似合う水着はどれだろう

そっと想像するだけなのに

きっと 水色のリボンが可愛いだろう

きっと 君の肌は白いだろう

何を着たって 素敵だろうな 僕は触れることも無いけれど

どこに居ても君に似合うものを選んでる

何をしても 君に会う口実を探してる

君に似合ったとしても 君に会うことはないのに

君に会ったとしても 君に似合った水着を買っても

その姿に目が眩むことも無いのに

僕は君に似合うかな

僕は君に会えるかな


君に似合うバッグも

君に似合うマグカップも

君に似合う時計も

何だってあげるよ

センスが無いなんて言わないで

君に会うためなら

君に似合う男になるためなら

君に会うためなら

君に似合う男になるためなら

何だってするよ

君に会いたいから

君に似合いたいから


ということで、こんな作品でした。
2012年に投稿してるなぁ。
最近は、短い文が多い気がして、長めの詩や歌詞的なものを投稿してない気がするなぁ。またチャレンジしてみよう。

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