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精神障害者保健福祉手帳のお話(その2)

ごきげんよう、おすみです。

昨日に続き、障害者手帳を取得して良かったこと悪かったことを書きます。
(全部で3回に分けて公開します)
これから手帳を取得しようと考えている方の参考になれば幸いと存じます。

※
今回は大阪市で精神3級でのケースです。
割引などは各地方自治体によって異なり、
等級により割引率も変わりますので、
詳しくは各自治体のHPなどでもご確認ください。

良かったこと(メリット)

その1でまとめた通りで、手帳による特典は知られたものから知られていないものまで多数あり、それをすべて把握するのは健常な介助人でも難しいと思います。
そんな特典をすべてアプリで一気に検索出来て、おまけに障害者手帳代わりになるアプリがあったらいいのになあ…。

そう思った方、もうあるんです!

より簡単に手帳特典を受けるのに便利なミライロID

それは、ミライロIDというアプリです。

おすみも最近になって登録しましたが、前述のような特典を確認できたり、(特に大阪市から他の市町村へ出た時は向かう先での特典も検索出来て便利です)、アプリ限定のコンビニ等で使えるクーポン(各コンビニの公式アプリやニュースアプリと同じようなクーポン)が発行されていたりしています。

アプリの利用には手帳本体の登録が必要ですが、最近はその登録情報を手帳として認める自治体もあり、場所によっては手帳を持ち出すことなく外出することもできます。

外出時で落とす心配がなくなるので、スマホを持っている方であれば入れておいて損はないアプリかと思います。

ただ、アプリはアプリでバッテリー切れなどのデメリットはあるので、手帳は今まで通り常に携帯しておいた方がいいかな?と思います。

就労支援やハローワークの専門援助窓口を利用できる

手帳の恩恵は割引だけではありません。
手帳を取得した時点からハローワークの専門援助窓口での就職相談や障害者雇用(A型作業所も含む)のハローワーク紹介状が利用できるようになります。

『いきなり1日4時間以上働く自信がないなあ』と不安に感じる人は就労移行B型作業所障がい者福祉サービスを利用してスモールステップを踏みながら前進することもできますが、これには手帳所持が大前提となります。

ちなみにおすみは手帳申請期間中に就労移行に入所しましたので、福祉サービス利用や障害者雇用での就職を考えておられる方は、見学や面接の際に事業所の担当者さんに質問されると気持ちがスッキリできるかと思います。
上記に限らず気になることはあらかじめメモをしておき、機会があれば質問するとなお良いですね。

つまり、手帳を持っていれば今まで一般就労(いわゆるクローズ就労)一択だった選択肢を一気に広げることができるという訳です。

その他

税金やNHK受信料等が一部免除になった、障害年金各自治体が定める手当金を申請できたりもします。

ここまで手帳を取得して良かったことを書きましたが、次回は悪かったと思う点を書きたいと思います。

その3へ続く。

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