[今週のおすすめ本] 自助論
年末年始にかけて迷走してた時期に読んで元気をもらった、スマイルズの自助論。ガツンときたフレーズを写経していく。
スマイルズが残した言葉ではなく、彼が参考にした他の哲学者・社会学者の言葉も多く、孫引きも多いけど、雑記なので許してほしい。それにしても、世の中にはいい言葉がたくさんあるもんだ。
第二章 忍耐
天才とは常識の権化である
天才とは人間の内なる情熱の炎を燃え立たせる力である
天才とは忍耐なり-ビュフォン フランス物理学者
人生の秘訣の9割は、快活な精神と勤勉にある
勝負の鍵は、持続力
蒸気機関車製造の第一人者、ジェームズ・ワットは開発に15年を要した。完成させるには30年かかった。
天才とは、一つの問題に深く傾注した結果生まれるものだ- フランス学者サロン ネッケル夫人
成長は「無知の知」からはじまる
第三章 好機は二度ない
観察力の優劣は、人間に大きな差をつける。注意力の散漫な人は「森を歩いていても薪を見つけられない」
心に浮かんだ考えや見聞きした事実は、必ず書き留めておく習慣をつける
考えたことを書き留めるのは、商人が棚卸しをするのと一緒。それをしないと、何が店に置かれていて、何が足りないのかわからない。-ジョンハンター、名医
血液が体内を循環しているという事実を突き止めた、ウィリアム・ハーベーの説が受け入れられるまでには25年の歳月を要した。
第四章 仕事
意欲向上の前に壁はない
自分で作れる一番の大きな資本、それが仕事
才能が天性のものだとしたら、その才能を磨き上げ完成させるのは自己修養の力である
たかだか10日で仕上げた作品にしては法外な値段だ。あなたはお忘れになっています。この胸像を10日で作り上げられるようになるまでに、私が30年間の修行を積んできたことを。-ミケランジェロ
たとえ一歩でも今日前進することが大事
第六章 実務能力のない人に成功はない
眠るライオンよりも吠える犬の方が役に立つ
せっかくの才能を持っていても、行動してそれを磨かなくては使い物にならない
才能がなくても(いぬ)、行動していけば(吠える)道は開ける
仕事を明日に延ばすと、二倍時間がかかる-聖職者 リチャードセシル
現行一致を基本に据える
第七章 金の知恵
楽をするためには、汗をかけ
節約は思慮分別の娘、節制の姉、そして自由の母
正直な手段で金をえて、倹約しながら使う
正直に金を稼ぐとは、誘惑に負けずに努力と勤勉で望みを果たすこと
金を倹約して使うとは、優れた人格者の基礎。分別や先見性、克己心を備えている証拠
浪費家は往々にして「うだつが上がらないのは、世間が不公平だからだ」と不満をぶちまける。だが、彼らの本当の敵は、世間ではなく自分自身の中にある。自分自身すら味方にできない人に、誰が手を差し伸べるのか。
からっぽの袋はまっすぐ立たない
=人間中身がなければ、いくらが意見を取り繕っても長続きしない
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