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9月20日ウェビナー「テレビ番組がWEBメディアになる〜放送が生むWEBビジネスの仕組み」を開催!

番組と連動したWEBメディアはテレビ局の優位性が活かせる

放送事業は大転換期を迎えている。「放送」の形式はリアルタイムの視聴率が急減しており、それに伴う広告収入も減少。だが一方で、テレビ放送のマスメディアとしての影響力の強さ、リーチ力の大きさは失われたわけではない。
ポイントは、リアルタイムのみのマネタイズには限界しない、番組を放送後も価値化する仕組みづくりだ。
その有力な手法の一つが、「見逃し配信」なのは誰もが知る通り。実際、TVerはものすごい勢いでユーザー数が伸びて視聴時間も激増している。
そしてそれとは別のマネタイズの道筋が、テレビのWEBメディア化だ。すでにキー局からローカル局まで、ニュースをテキスト化して自社メディアで配信しつつ、Yahoo!などニュースサイトへも転載している。ただやってみると、その収益は簡単には伸びないことに気づくだろう。「ただWEBに置く」だけであとはネット広告を貼っておけばあっという間に収益化できる、というわけではない。ましてや他社のプラットフォームに頼る受動的な姿勢では限界がある。
もっと明確に「WEBメディア」を本腰を入れて構築する必要がある。それを試み、軌道に乗せているのが名古屋テレビの「ハピキャン」だ。深夜に放送するおぎやはぎ出演のキャンプ番組、というのが「ハピキャン」の一つの側面だが、WEB上では初心者から上級者まで有益な情報を届けるキャンプメディアでもある。

専門性の高いWEBメディアはバナー広告だけでなく、タイアップ広告などで能動的にビジネス化を図れる。ハピキャンも豊富なタイアップメニューを、動画活用も駆使したものも含めて揃えている。番組でのプレイスメントも広告主には魅力だろう。つまり放送とWEBの相乗効果でビジネス化しているのだ。
いきなりキャンプをテーマにしたメディアを立ち上げてもそうそううまくいくものではない。テレビ番組と合わせた形だからメディアパワーを獲得できるし、テレビ局の優位性を発揮できる。
今回のウェビナーでは、この「ハピキャン」の事業統括として立ち上げから担当してきた名古屋テレビの大西真裕氏に登壇していただく。

さらに、テレビ局のDX化をサポートするインクルーシブ株式会社の原直志氏も登壇。情報番組と連動したWEBメディアの運営は考え方が「ハピキャン」とも通じるものがあり、併せてお話をお聞きすることで理解を深めてもらえるだろう。

そしてコメンテーターとしてnoteプロデューサー、徳力基彦氏にも登壇をお願いした。WEBビジネスに精通する徳力氏はテレビとWEBの関係に前々から着目し、その可能性を発信してきた。「ハピキャン」とインクルーシブ社の活動を解説していただくことで、それぞれのユニークさと先進性を理解してもらえると思う。2年前に徳力氏にインタビューした「読みテレ」のこの記事は参考になるだろう。

ウェビナー形式で、全国から参加可能

今回もZoomを使ったウェビナー形式なので全国から参加いただける。質問の時間も作るので、ぜひ発言もしてもらえればと思う。お申し込みはこちらから↓

またMediaBorder購読者には、3,300円を2,500円に割り引くコードを用意している。以下のコードを申し込み時に入力してください。

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