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作業って?それは、人生そのもの。

作業療法って、何か作業をするんでしょ?

てか、「作業しかしないんでしょ?」

そんな質問がきたりします。

そこで、私は説明をするのに、

「朝起きてから寝るまで、あなたは何をしているかざっとイメージしてみてください。どんな事をしてますか?」と、声掛けしています。

朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、着替えて、朝食を食べて、トイレに行って...。

そうですね、なんだか朝から晩まで意外に色々やってますよね。

その一つ一つが私たちにとっての「作業」なのです。

我々の生活、言ってしまえば人生丸ごと、

「作業」の連続なのです。

ですから、我々は、人々の作業全てに関わる事ができます。

一言で言っても「作業」ってとっても幅広いのです。

私の例で行きますと、

「頑張らない」練習もしていました。

リハビリと言えば、「一生懸命努力して厳しいリハビリ訓練をやる。」

みたいなイメージを抱かれるので、最初は驚かれますが、

患者さんにはいろいろなタイプがいらっしゃいますので、

その方に会わせた作業療法をやっていますから、

当然そのような関りを訓練としてやっていく必要のある方もいます。

特に精神科では、教科書に載っていないような治療を個別で行っていましたので、

今後、私がどんな治療を個別の作業療法で行っていたかをご説明していきたいと思います。


子供から大人まで、また疾患の有無に関わらず治療をさせていただきました。未だ、精神科作業療法は発展途上の分野だと思っています。自身の経験を活かし、皆さんにココロとカラダの健康についてシェアしていきたいと思います。