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おすすめの本「作業療法の面接技術」#6

どうも、ふじたこです。

年齢:24
出身:茨城
職業:精神科作業療法士
趣味:筋トレ、読書、さまざまな経験
好きな食べ物:ラーメン
座右の銘:「人は変われるという信念を持つこと」

おはようございます☺️

今日の本「作業療法の面接技術」香山明美 小林正義

インテーク面接のコツ

作業面接の強み
具体的に体験したことを共有できる点
共通の目標を設定することに適している。
具体的な個人の特性がわかる

(1)評価の目的で行うこと、目標設定をするために行うこと等
(2)対象者の理解力、問題解決もパターンを見ていく。
(3)課題をどのように感じたか、疲労度はどうか、作業している時に困ったこと、完成した作品をどのように感じるか、今後やってみたい作業

リハビリテーションも面接ポイント
1障害を見つめる
生活障害や作業障害となる具体的な特徴を特定し、可能な限り言語化し、対象者とともに対象者の能力を見つめていくことが必要となる。
2いいところ探し
障害があっても場面が変わると別の能力が発見できる。機会があると色々な側面が見えてくる。
3当たり前の生活
社会に戻すためのリハビリであるため、一般常識を理解しておかなければならない。
4価値観に囚われない
個性的な生き方について実現可能であれば常識に囚われすぎない。
5環境面のアプローチ
能力は場面によって異なる。環境のアプローチも必要。
6客観的な情報に裏付けられた主観的な判断
客観的な情報をもとに対象者のこれまで、今、これからを推論していく。

面接での技術
1読み取りの技術ー感じ取る力
五感、言葉にならないメッセージ性を感じとる
2自分自身の正直になる技法
どのような時にも受容し、尊重する態度を貫く
3前向きな関係、意味のある人間関係を作り出す。
なんらかの理由で苦しんでいる対象者に作業療法士として人間的に向き合う、意味のある関係性を構築する希望を提供する。
4ストーリーを読む力
「この人の人生こんな感じだったんだな」と思える体験

インテーク面接のコツ
「次につなぐ出会い」作業療法で何ができるのか、援助の限界はどこまでかを伝える

インテーク面接の流れ
1状態に合わせて行う。ある程度情報収集して望む。
2担当を伝えること、紙を渡すことで不安軽減する。
作業療法の記録として1対象者へ抱いた第一印象2面接の流れと話した内容3対象者の外観、表情、視線、話し方、会話の量4緊張、不安、理解力、コミュニケーション能力の程度5次回の作業療法士で決まったこと。

一般的な面接の目的は1評価、理解2治療、援助3関係作り
作業は取り決め、合意、確認、振り返りの持つ治療いぎ

作業面接は早すぎる現実検討になることもある。
初期の作業面接ではできたという形で終了する関わりが大切である。

程よい関わりが大切;
意欲が低下している人には作業療法士を強めに
依存的な人には作業療法士を引き気味に。

対象者ができないと考えている理由
1失敗を恐れている場合
作業療法士がミスを引き受けたり、失敗せずに工夫しよう。失敗しても大丈夫であると伝える。
2予測が立たなくて、不安、手順がわからず戸惑う
紙面、口頭、見本、実際に行うなど情報を提供する。他人がやっているのを見て予測しやすくする。
3難しそうで手が出ない場合
手を差し伸べる、関わりを増やす。
4難しすぎた場合は
作業療法士のミスである、違う作業に変換。
5声掛けの工夫がダメだった場合
「やりたいと思った時に声かけてください」いつでも準備はできていると伝える。
6できないとできたに変えることができれば
できない、やらないをできた、自分にもできるに帰れば大きな転換期となる。経験を増えて自身も生まれる。
作業した後面接で行うこと
1体験をどのように受け止めているか
自己評価と他者評価のズレ

2当面の目標を設定する
生活上の問題点が表出されやすいため、振り返りはとても大切。

最後に
失敗してもそこから学んでいけば良いという視点、経過を楽しむという価値観、工夫すればできるようになることを目で見える形で理解できるという機会になる。
1人で悩み、不安なまま過ごさなくて良いことをどうしたらいいかわからないことを自分のことのように悩み、考えている人の存在を感じてもらえるような作業面接にしたい。

家族面接のコツ
対象者だけでなく、対象者を囲む環境を客観的に捉える。
対象者への真の意味のリハは家族や地域対象者を囲む環境を正しく理解し、必要であればアプローチしていく。それが対象者の好循環につながる
対象者の介護で混乱、疲弊している家族に対して対象者支援とは別の視点で家族の歴史や関係性を丁寧に汲み取る作業が重要であり、家族支援の根源的な作業である。

家族支援のあり方
1疲弊、混乱時の対応
本人の治療的意味だけでなく、家族にとっての休養時間でもある。
家族のこれまでの大変さを共有し、家族の協力が重要であると伝えながら、家族の休養時間を取る。
2疾病教育
精神科、認知症の誤解を解いていく。身体疾患と同様に病気であること。病気の原因、治療、経過などわかりやすく家族に伝える。
3希望を見出す。
病気であることを伝え、やがて回復すること、周辺症状は減少していくことが重要。希望を見出す作業を同伴していき、前向きな生活の仕方を一緒に考える。
4ケア会議
目標設定や役割分担を行う。そこに家族も入って、今までの本人への関わり方を確認し、家族の思いを聞き、希望を語ってもらうことは重要。これだけの方々に応援してもらっていると知って安心したという家族や本人の安心体験となることが多い。家族と本人の意見が食い違う場合、拗れた感情を修復していく作業も可能となり大きな意味がある。

Q家族の面接項目
1家族状況(構成、関係)
2家族の疲弊状況
3病気に対する理解度
4今までどのように対処してきたか
5本人に対する思い
6家族がサービスに何を期待しているか
7支えての力を評価
8家族を支える機関、人

精神科の患者の多くは治療の目的を共有できていないことが多い。その理由として、レクリエーション、創作活動といった自分の生活に直接関連性のないリハビリが行われているからだと思う。相手が支援を求めている最初の時期に導入することで、治療関係を維持しやすい。

11月7日(日)

note おすすめ本「本紹介なし」#5 を投稿
精神科作業療法 研修に参加。

11月8日(月)

筋トレ、腹、足

11月9日(火)

筋トレ 背中、腕

11月10日(水)

休み

11月11日(木)

のんびり過ごす。

11月12日(金)

相席居酒屋へ

ライン交換したが、連絡取れず。

11月13日(土)

のんびり過ごす。

11月14日(日)

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部屋を片付ける。引越しの準備。

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