濃度のお話について。次のポータルに向けて、個人個人の中で分岐と選択が続いているとお話しました。まず目醒めか、眠り続けるかの大きな選択があり、さらに波動は細分化されていきます。この波動の細分化を“濃度”と呼ぶ者もいます。この濃度に関してお話しましょう。
例えば今、あなたの目の前に心に摩擦を生む事象があり、あなたはそれに対処するのだと自覚しています。自覚するというのは、被害者意識や悪い出来事と捉えることから卒業し、「目醒めの扉を開くために起きている」と捉えることです。それによって、その件に関してネガティブな感情に支配されることからも卒業します。
その要件には、様々な出口があるでしょう。その出口には、それぞれの濃度が振り分けられています。それはそのまま、あなたの内面で感じる心地良さ、自由さの濃度に当てはまります。その出口を出たら、どれくらい日がさしていますか？心がどれくらい晴れやかですか？その出口に出た時の感覚を、あなたはその後も体験すると思ってみてください。今選んでいる出口でOKですか？選び直すには、もう一度来た道を戻って、他の出口に向かうとイメージしてみてください。選んだ出口の延長線上に、本当に行きたい出口はありません。そうであれば、今ここで、本当に行きたい出口を選ぶことが、どれだけスムーズなことであるかおわかりいただけるでしょう。もちろん、どれが良い悪いではありません。そこでできる体験は、どれもあなたがた魂にとって貴重なものです。しかしもし違和感を感じるのであれば、それはあなたの魂からのサインです。その先に繋がる出口に、晴れやかなあなたはいないということです。我々は断言できます。中途半端なもやもやを感じるならば、その先に繋がる出口にいるあなたはその状態です。今感じているもやもやを持っていきますか？それとも、もっと晴れやかなあなたに繋がる出口に今から選択し直しますか？まだ遅いということは決してありません。後から選び直すより、ずっと楽ですよ。もし今、選び直すことがすでに大変なことだと感じられてもです。今という時を大切に。今はあなたが向かう出口を選んでゆく時です。心地よく自由なあなたでいられる場所はどこですか？人は誰ですか？環境はどこですか？その濃度を選択していく時です。そこを舞台にして、また次なるあなたのストーリーが続いていきます。ありがとう。アークトゥルス。ありがとう。