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崖みたいな石段を登って神倉神社に初参拝

2024年2月12日(熊野の旅3日目)

本日の目的地である神倉神社ふもとに到着。すぐそばに出雲大社新宮教会がある。まずは教会にお参りして、祝詞をあげ、昨年の神在祭期間中に出雲大社にお参りしたことや岡山分院に足繁く通っていることをお伝えし、「これから神倉神社にお参りします。無事参拝できるようサポートをお願いします」。摂社の稲荷にも、ここにはほとんど来られませんと前置きして参拝し、ご挨拶。お稲荷さんのところでは祝詞をあげている時、結構な風がビュービュー。うわぁ歓迎された。

前回熊野に来た時に出会った人々の口から「神倉さん」「玉置さん」と何度耳にしたことだろう。とにかく、神倉さんと玉置さんの人気が今すごいのだ。玉置さんには前回参拝したので、次は神倉さんに行こう。そう思っていたところ、仲良しの参拝仲間Yさんからも「神倉神社にぜひ参拝を。あと看板写しといて」という指令が来た。はーい🙋
でも行った人からこんなことも聞いていた。「あそこを登れたから、もう怖いものない」と。
とにかく石段が急勾配で崖みたいになっているらしいのだ。普段の参拝はルンルンの私も、いつになく気を引き締めて出向いたところへ出雲大社新宮教会があったので、サポートをお願いしたというわけ。

9時10分ごろ。出雲大社新宮教会の鳥居。白いんですね
出雲大社新宮教会の拝殿。すぐ左にお稲荷さん

さぁ、いざ神倉神社へ。

この橋を渡ると前には猿田彦神社、左手に神倉神社の鳥居
「高齢の方、足腰のバランスの悪い方、飲酒している方、小さいお子さん連れの方は絶対上がらないこと」「階段の端は絶対歩かないこと」「かかとの高い靴ではのぼらないこと」など注意事項がいっぱい書いてある
ここから538段の石段がつづく。
鳥居から見える石段がすでに急である。途中で諦めて降りた若い女性もいた。
参道は熊野古道の一部という
この参道で岡山の天神社を思い出した

最初の方は、両手を使いながら、這うようによじ登った。荷物は最小限にし、両手はあけておいた方がいいので、私は杖はおすすめしない。普通の階段じゃないんだもん。
でも、崖のような階段は前半で終わり、あとはそこまで危険ではない。ただ、油断は禁物。石段が不揃いだし、ぐらぐらしている石もある。

登ることに全神経を集中させていたからか、または前評判がすごすぎて私の期待値が高すぎたからか、はたまた人が多すぎたからか、強いご神気はあまり感じられなかった。ただ、参道で「私の大好きな(岡山の)天神社と空気が似ているなぁ」と感じた。

9時40分、ゴトビキ岩に到着。かかった時間は鳥居から20分程度。
熊野信仰の原型がアニミズムであることをはっきり感じる場所。こんな光景は見たことない。評判になるのも納得。
何組も参拝者がいるので順番に階段を上がり、参拝。見晴らしが良い。

【一口メモ】熊野速玉大社の飛地境内摂社。熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承をもつ古社である。

御神体のゴトビキ岩
ゴトビキとはガマガエル(ヒキガエル)のこと。ここから見ると、カエルのように見えなくもない

帰ろうとしていたら、地元のシニア男性から声をかけられる。なんと年900回登っているという。(もっているのかな?)と思ったけど、毎日2回以上上がっているという。その方から、昔のお祈りの場所には行ったのか聞かれて、行ってないと答えると案内してくださるというので、私を含めそこにいた全員が回れ右。ゴトビキ岩の隣の岩と岩の間にスペースがあり、下にジャリ石が敷いてあった。その方が、みんなに「そこの岩を踏むと危ないよ」と危険スポットを教えてあげていた。こうして毎日参拝者に教えてあげているのだろう。
そこもパワースポットらしく、そのシニアから両手で触ってお願い事をするように言われたので、普段来られない場所ではあまりお願い事をしない私だが、つい息子のことをお願いしてしまったのだった。また来なくっちゃ。

昔からのお祈りの場所

下りも慎重に。

前々日に泊まっていたホテルで、1週間の出来事を紹介する地元のニュースを見た。2月6日、神倉神社の御燈(おとう)祭りが4年ぶりに開催されたことを報道していて、その様子を画面越しに見たのだけれど、ほぼ山火事😂
五穀豊穣や家内安全を願って、“上がり子”と呼ばれる白装束の男たちが、この石段をたいまつを持って駆け下りる神事。約1400年も前から続いているという伝統的な奇祭なのだけど、こんな崖みたいな石段をたいまつ持って走り降りるとは、なんてヤバイ祭りなんだ。すごいなぁ。

【一口メモ】
「上り子」と呼ばれる参加者は、身を清めるために一週間前から精進潔斎をする。白飯、豆腐、はんぺん、しらす、かまぼこなど、白いものしか食べてはいけない、白いものだけ身に着ける、女性には触れないというしきたりがあるそう。(そのしきたりが今も続いているのかは不明)

無事に下山。先にお参りした出雲大社新宮教会に再度お参りし、神倉神社に無事に参拝できたご報告とお礼を伝える。お稲荷さんにも改めてご挨拶した。

次は熊野速玉大社へ。

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