見出し画像

なんば広場視察(2024/02/19)

こんにちは❗️

今回は難波高島屋前で整備が進んでいる「なんば広場」を木下斉さんが有限会社ハートビートプランの泉社長に案内してもらうという現場に、木下さんが主催しているLDL(Localy Driven Lab)のメンバーとともに視察してまいりました。記録も含めてまとめていきたいと思います。

まずは公式サイトを一度ご覧いただければと思います。2回にわたる社会実験の結果や、計画の時間経過などが掲載されています。


なんば広場

なんば広場(整備前)
なんば広場(整備後)

すごい変化ですね❗️

反対側(整備前)
反対側(整備後)

以前の姿が想像できないくらいですね。前に来たのが2022年の夏でした。その時はまだ車が通っていたし、こんな感じに整備されるなんて想像したこともありませんでした。
ご案内の中で、警備のための費用の捻出、自転車の降車など、この整備された状態を維持していくための仕組みづくりのお話を伺えました。

難波高島屋 東側

難波高島屋東側

今は搬入の車両以外は侵入できない。時間帯でも制限されている。難波高島屋も、中の店舗が内側を向いていたが、路面側に向くと印象がガラッと変わりそう。周辺のビルも建て替えが進んでいる。また、日本橋からなんばに歩いてくるときに印象残らないくらいの場所だったのが、変化の息吹を感じる。

裏なんば

裏なんば

小さめの店舗が多い。どの店も大繁盛で、「裏路地に名店あり」という時流にも沿っている。私はお酒は嗜みませんが、活気にお酒は重要な要素なんだな感じました(笑)。

気づいたこと

都市開発については、都市の規模とか商圏の強さとかを考える人は多いと思います。ウチの地域は人が少ないから、ウチはそこまでお金が出せないから、誰々が反対するから、とかの話を聞いたことはありませんか?しかし、今回案内いただいた場所だって最初から順風満帆に計画が進んだわけではありません。最初は行政は参加しておらず、民間のまちづくり協議会でスタートして、しばらくしてから大阪市も参加しています。
まちづくりは「行政が考え実行するもの」ではなく、「民間と行政が知恵を出し合って実行していくもの」です
また、必要なのは計画や予算ではなく、「志をもった人」なんだということも大きな気づきとなりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?大都市の駅前再整備というと車の横付けが当たり前の時代が続きました。しかし、それでは人が滞留せずお金を生み出せません。これからは徒歩圏と車両乗入れは明確に分け、稼ぐ仕組みづくりが非常に大事なんだと思います。そのためにも、地権者や地域に根付いている人たちの熱意、志が最も必要なものであると気づきを得ることができました。
開発はまだ途上とのことですので、定期的に訪れて変化を楽しみたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
いいね、フォロー、シェアしていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?