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駅前の再開発とまちづくり

こんにちは。一旦アウトプットし尽くした感があって止まっていたnoteですが、インプットを増やしたり、年度も変わることをきっかけにぼちぼち再開をしていこうとおもいます。前ほど毎日の目標とするわけでなく、自分の中でそれなりのテーマ性をもったり、時には自分なりのものごとの解説なんかをやろうと思いますのでゆるくご覧いただければ幸いです。

さて、2024年3月31日に私が町議会議員になる前からお世話になっていた方が大阪府茨木市で行われている市議会議員の補欠選挙に立候補されました。私もこれから一週間の中でわずかばかりではありますが、お手伝いをいたします。ただ、今回は選挙のお話ではなく、今まであまりみたことがなかった「阪急茨木市駅前」を見て感じたことをお話いたします。

私自身が何かしらの権限とか人脈があるわけではないのですが、2月に見学した難波高島屋前広場のまちづくりとよい比較になるなと感じたからです。
そちらについては以前noteで書いていますので、ご一読いただければ幸いです。

また、駅前から大胆にバスロータリーの位置を変更させたJR姫路駅前を見に行ったときのnoteはコチラ。

最近の北摂地域の話題といえば、こちらも落ち着いたら見学しに行こうと思います。


◯阪急茨木市駅の歴史


阪急茨木市駅の歴史はコチラ

整備されたのは1970年(昭和45年)開催の万国博覧会にあわせてで、ここからバスを使って会場に向かうためにバスのロータリーが中心に据えられたことが伺えます。当時は多くの人の移動手段は公共の交通機関であって、とくに大量輸送に合わせた整備が行われたことが伺われます。また、当時は駅前で買い物をするということが当たり前でありました。しかし、時代の変化とともに自動車での移動が主流となり、買い物も郊外の大型ショッピングモールやネット通販が主流となってきて、駅前どの地域でも同様ですが通過される場所と変化しました。

◯阪急茨木市駅の乗降客数

阪急電鉄さんの情報によりますと、茨木市駅の乗降客数は2022年の通年平均で約49000人と北摂の阪急沿線で1位、全体でも8位とかなりの数です。


◯駅前の風景

駅前バスロータリー
市営駐輪場
左がソシオ2,右がソシオ1
右側が駅

このnoteを書いている時にストリートビューからのスクリーンショットなのですが、現地にいて感じた昭和感がそのまま写真にも現れていますね。
とても平均で5万人弱が乗降する駅前の状況には見えないところです。

◯再開発とまちづくり

上にURLを貼りましたとおり、周辺の再開発計画が進んでいるようですが、遅々として進んでいない印象です。周辺の土地は民間(建屋部分)と公共(ロータリー部分)かと思います。が、時代の変化とともに大胆な配置の転換が必要になるんじゃないかなと思います。難波高島屋前広場の整備もそうですが、如何にウォーカブルエリアを作っていくかがキーとなります。移動スピードが早ければ早い程路面店の価値が下がります。駅に横付けするのは人に優しいように一見見えますが、エリアの価値を下げていることを認識する必要があります。
また、不動産がオーナーが自分の土地・建屋の価値をあげていくこと以上に、エリアの価値をあげていくことが必要となっています。いくら一つの施設が素晴らしいものであっても何回もこれば飽きてしまいます。時間ごと季節ごとによる変化に対応できるような見せ方も重要でると考えています。

まぁ、協議会にはこれらのことは熟知されている有識者が多数参加されていると思いますが。

◯まとめ

今回は阪急茨木市駅の現地で見て感じたことを中心にまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。大規模な再開発には10年単位での時間が必要です。また、権利を持っている方のエリアに対する情熱と具体的な投資が必要です。当該地の協議がスムーズに進み、より良い場所へと変化していくことを楽しみにしようと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様の何かしらの参考になれば幸いです。

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