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一生忘れないであろう添乗員さんとの出会い

昨日は2024年初回のバスガイド。その時ご一緒させていただいた添乗員Aさんがとっても素敵だったので勝手ながら紹介させていただこうと思う。


昨日は鹿児島からのお客様。22名の皆様と添乗員Aさんを乗せて、種子島を北から南へと一日旅をした。いつも港や空港でお客様を待っているときはドキドキ。


一番最初に出てくるのは添乗員さんなので、まずその人がどんな人かでドキドキは高まりもするし、ホッとすることもある。今回のAさんは笑顔で空港のゲートから出ていらしたので、ひとまずホッと一安心。

添乗員って本当にすごいな、と毎回思う。旅程を無事に終えられるよう時間を管理し、集合時間に遅れているお客様を優しくフォローしつつ急がせ、現地の事業者やバスドライバー・ガイドにも配慮しながら連携してツアーを進めていかなければならない。


それだけでも大変だと思うのに、バスガイドにマイクを渡すまでの間に客席を温めてくださる添乗員さんもいらっしゃるので本当に頭があがらない。

昨日ご一緒した添乗員Aさんは、多分、今後一生覚えているだろうなと思うくらい、仕事への想いに溢れている方だった。まず自身がツアーを楽しんでいて(いるように笑顔を絶やさない方だった)、お客様一人ひとりとの時間を大切にされていて、バスの中では率先して盛り上げてくださり、安心感がものすごかった。


聞けば、新卒から10年近く公務員をされていて、やっぱり好きな仕事をしたい!と3ヶ月前に転職したのだそう。好きが溢れていて、「仕事してる感」が全くなかった。お客様もいい顔をしていて、終始和やかなムードで旅を終えることができた。

空港でお客様が降りたあと、Aさんがドライバーとガイドであるわたしに向かって「また一緒に仕事をさせてください」と深々頭を下げた。バスガイドをはじめて3年目、添乗員さんからそんなことを言われたことは初めてだったので、驚きとともに嬉しかった。「こちらこそ、ぜひまた一緒に仕事をさせてください。」と心から願う。

自分に正直に選択し、真心込めて物事に向き合っている人はかっこいいなと改めて感じた。次会える日が心から楽しみだ。

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