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親戚の猫のこと

親戚は山梨で桃とぶどうを作っている農家さんです。猫を飼っています。

親戚が集まると、この猫は人の集まる居間から逃げてどこかにいってしまいます。特にちっちゃいこがいるとほとんど見かけることなく出てきたとしてもするりと人を交わしてまたいなくなります。
しかし去年の11月末、親戚の集まりでなく少人数で遊びに行ったときに少し警戒をといてくれて、縁側で寝ている姿を眺めることができました。こんなにじっくり姿を拝めるのは珍しくて、でも猫さまの機嫌を損ねないよう触りたい、なでたい、抱っこしたいのを我慢して「縁側にいる猫」という実に日本的な風景を眺めていました。


写真を撮ると嫌そうなので部屋の中から手だけ出して撮ってます。
干し柿作っているせいで縁側の日当たりが悪くなりちょっと嫌みたいです。
あと干し柿めちゃうまです。

いつも「あ、猫きた」とか飼い主である親戚も「猫」というので実は名前を知らず、今回初めて聞いてみました。

「ところで、このこの名前ってなんていうんですか?」
と聞くと、笑いながら
「モモ、前の猫もモモ、ずっとモモ」
と教えてもらいぼんやりとしていた疑問が解消されました。
モモ、前の猫もモモと言っても、私は前の猫を果たして見たことがあるのだろうか。
いつもちらっとしか姿をみてなかった猫ははたしてこのモモちゃん一匹なんだろうか。
先代のモモちゃんも見たことあるんだろうか。

モモちゃんは高齢なので身体もあちこちいろいろあるため毎週病院に通ってます。

大事にされてる猫さんです。

あと散歩も行きます。

夕方になると散歩の催促をしてハーネス付けて畑を歩いたりしてるようです。
朝も行くって言ってたかな?

モモちゃん、飼い主以外近寄らせてもらえないし、さわらせてもくれないけど猫だからいるだけでいいモモちゃん。

私があまりにモモちゃんに感心を寄せるので、重度の猫好きであることがバレ、大量の野菜のお土産と一緒に天然のマタタビの枝をもらいました。

モモちゃんのうしろにあるのがマタタビの枝。あまり関心を示していない。

いただいたお土産の中、白菜の下にあるゴボウにみえてしまいそうなマタタビの枝。これらの野菜は出荷用でなく自家用みたいです。

マタタビの枝はその後一本は姉の猫の遺影に供えてと無理矢理おすそわけし、もう一本は遊び用にもっています。

次の投稿はマタタビの枝のことです。

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