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予定帝王切開の準備と共に前回のお産を振り返る臨月妊婦

臨月に入り出産準備を進めています。

前回緊急帝王切開であったことから、今回は予定帝王切開でお産に臨む予定です。

今回のお産はできる限り心と体の負担を少なく、満足のいくお産にしたい、そのために準備をしておきたいという思いから、前回の経験を元に色々と計画と実行をしています。

帝王切開は産後と開腹手術の術後の辛さが重なるお産で、大変な面があります。今回初めて帝王切開になる可能性のある妊婦さんや今回初めて帝王切開での出産を終えて戸惑っているママにこのnoteが届くといいなと思っています。

~私が準備していること~

正しい情報を知っておくこと

帝王切開の本を購入

①ママのための帝王切開の本

②帝王切開で出産したままに送る30のエール

①の本では、帝王切開の産前産後の物理的な流れや自分の体の回復についての情報が分かります。
②の本では、心のあらゆるモヤモヤについて響く言葉がかいてあり、特に産後すぐのママや、ずっと帝王切開を引きずっているママには刺さるものがあると思います。

自分の情報をI構文で伝えること

私の出産を支えてくれる、家族や病院に対し、自分のこうしてほしいや、現在の状況を自分から進んで発信するようにしています。

・実母との週一のビデオ通話

遠方に住む実母が産後1か月お手伝いに来てくれることが決まり、スムーズに共同生活が送れるように、2~3週間前ほどからビデオ通話による近況報告会を開催しています。私がどんな生活を送っていて、息子や夫が今どんな状況か、私が何を考えているのかなどざっくばらんに1時間ほど話しています。結婚してから特に思うことですが、実母と2人で水入らずで話す時間は減っていく一方で、今回は強制的に週一で時間を作ることで、普段以上に情報共有ができていると感じます。

自己分析

お産に限ったことではないですが、ストレングスファインダーを昨年休養中にやっていたので、その結果を使って産前休業中に自己分析を深めています。自己分析を深めることで自分のスタイルや強み弱みが分かり、自分の情報を相手に伝えるとき伝えやすくなるなぁと感じています。

第三の逃げ場を見つけておく

病院と家族に産後は支えてもらって心身ともに回復していくはずです。しかし、特に家族のみで乗り越える時期は、心身ともに辛くなる時がくるような気がしています。そんな時に家族以外の誰かに精神的に助けてもらいたくなったり、話したくなることがあるかもしれないので、選択肢を持っておきたいと考えています。前回の出産後からこれまでに、見つけた私の第三の逃げ場を以下に紹介します。

・地域の子育て支援センター

支援センターのスタッフはただただ話を聞いてくれるし、支援センターに隔週くらいで相談員が訪問するので相談も可能。
地域の子供が同じくらいのママとただその場を共有するだけでも気分転換になることもある。

・細田恭子さん

帝王切開カウンセラーで上記の帝王切開の本の著者。私は、前回の産後半年ぐらいで細田さん主催の「帝王切開のお産の振り返りの会」にオンラインで参加し、こころの閊えがこの頃から少しづつ取れ始めた感じがした。

・帝王切開ママたちの部屋

帝王切開についての情報や、帝王切開で出産したママの体験談がたくさん載っていて、狭まっていた視野が広がる。日本だけでなく海外の体験談もある。

・産後ケア施設

私と夫だけでは煮詰まってしまう可能性を考え、二人ともリフレッシュできる時間を取る手段を事前に調査。産後ケアホテルやデイサービス、産後ドゥーラなどいろいろある。

利用を検討しているHOTEL CAFUNE

産後ケアホテルはyoutuberのsasakiasahiさんのレビューが参考になった。sasakiasahiさんも緊急帝王切開での出産。産後からのリアルな動画がいくつか出ていて、共感の嵐すぎた…!!

前回のお産はつらかった

最後に、前回の私のお産の概要を記します。前回のお産では、吸引分娩後、あと少しで赤ちゃんが生まれる!というところから緊急帝王切開となり、産前にイメージしていたお産にはなりませんでした。また産後は帝王切開傷が感染で赤く張れ、高熱が出て、傷が膿み、切開の痛みは1か月ほど続きました。緊急帝王切開になる直前まで経腟分娩で子宮口全開で息んでいるので、脱肛もありました。体は、お腹の傷の痛みと悪露、おしりの痛み、初めての授乳と寝不足が重なり、心は気持ちがついていかず、つらい日々だったと感じます。

帝王切開について無知だった

前回のお産では帝王切開に私はならないだろうという願掛けも込めて、帝王切開について全く調べていなかったんです…!!
5人に1人が帝王切開の時代にもかかわらず、無茶をしたなぁと反省…
すると私自身も含め実母や夫など周りの人もだれも開腹手術の物理的な辛さも、出産を経腟分娩にする予定が帝王切開に急遽なった精神的な辛さもわかる人がおらず、私の辛いは置いてけぼりでした。どうして私は他の産婦のように産後すぐに歩けないのか、ご飯が食べれないのか、あかちゃんのお世話が笑顔で丁寧にできないのか。自分のできないにフォーカスがいき、追い打ちをかけるように、人からの心ないコメントや率直な声掛けに落ち込んでいきました。

今回のお産はこうしたい!

今回は自分の辛いを、自分で認識すること、そして周りにも共有し理解して気遣って動いてもらうことを意識したいと思っています。

前回の帝王切開直後や産後、
どんな言葉が必要だったのか?
どんな寄り添いが必要だったのか?
どんな情報や環境があればよかったのか?
前回の出産から、これまでにたくさん考えたり感じたり行動したりしてきたことがあります。

この経験値があること、この経験値を踏まえて準備をしていることに自信をもって今回の出産に臨みたいと思っています。

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