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(003)デザイナーとしての心構え

スーパーマーケット本社勤務
インハウスデザイナー(社内デザイナー)
ジョンぴこです。
私が思うデザイナーとしての心構え。
私が思ってるだけなので、
これが絶対ではありません。


社長(自営業)のつもりで働く

『自分が社長になったつもりで働きなさい』

20代半ば、マンガアシスタントの傍ら営業の仕事をしていた時にそこの社長に言われた言葉です。

『仕事が取れなければ会社は倒産します。あなたが社長だったらどうしますか?トイレの電気は言われなくても消すでしょう。コピー用紙1枚だって無駄にはできない。印刷設定を間違えないように気をつけるはずです。商品がどうすれば売れるのか、お客様がどうしたら気持ちよくお金をだしてくれるのか考えるはずです。』

実際の話はもっと長かったですが、つまりこういうことです。

・無駄を無くす
・効率よく動く
・どうすれば売れるのかを考える

私の働き方の基本になっています。

お客様を意識する

私が考えるインハウスデザイナーにとってのお客様。それは、依頼者(社内の人)。またその先にいる実際に商品を手に取る消費者です。
この最低でも2人いるお客様に喜んでもらいたい。
どうすれば喜んでもらえるかを考える。

◎依頼者(社内の人)はどうしたら喜ぶ?
・依頼内容(課題)をクリアする
・デザインのクオリティを高める
・センスよく(みえる)デザイン
・依頼者の好みのテイストを盛り込む
・感度良く対応する
・スケジュールより早く納品する

◎消費者はどうしたら喜ぶ?
・分かりやすく見やすいレイアウト
・一番知りたい情報に早くたどり着ける
・ワクワクするデザイン
(遊び心のあるデザイン)
・誤った情報が無いように注意する

これらを意識して作っています。

感謝の気持ち

社内の全ての依頼者がお客様なわけです。
私は、どんなに忙しくても、イレギュラー対応になることが多い依頼者へもどんな方へも、この言葉を使うようにしています。

『ありがとうございます』
『またお願いします』
『お役に立ててよかったです』

はじめは、仕事はどんどん増えるししんどかったですが、依頼者から信頼を得られたことで修正の戻しも少なくなりました。
この言葉を使う前は『その修正いる?』と思う直しが多かった気がするので、効果はあると思います。

商品を作っているということ

『商品を作っている』ということ。
商品が売れるように設置するPOP。
それもまた商品なのです。
売り物を作っているんだと思うことはとても重要なこと。その考えがあるとないとでは、製作物の出来が変わってきます。

次回はデザインのお話をしたいと思います。
(変更したらごめんなさい)

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