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Lofi hip hopに次ぐトレンド「アコースティック・チル」の世界

チル(chill)という言葉もかなり一般化してきた昨今。
個人的にはイージーリスニングのさらに上の領域にある(と勝手に思っている)癒し音楽が様々な形で認知され、浸透し始めているかなと感じる。
代表格でいえばLofi hip hopと呼ばれるノイズを含んだトラックのみのhip hopだったり。

そこで、その次に来るであろう癒し音楽のトレンド「アコースティック・チル」というジャンルについて最新のアーティストから紹介していきたい。

まるでそこにいるかのような距離感と、楽器とボーカルのストレートな交わり、少し暖かみを感じる音色で海外では人気のある音楽だ。
人が少ない電車、作業に行き詰まった時、部屋でなんとなく浸りたい時、コーヒーでも飲みながら聴いてもらいたい。間違いなくエモい(死語?)

JP Saxe 

このジャンルの注目株と言っても良いJP Saxeはカナダのシンガーソングライターで今年EP『Hold It Together』でデビューした期待のアーティストだ。
彼が一躍注目を浴びたのはアメリカの歌手であるジュリア・マイケルズをフィーチャーした『If the World Was Ending』だ。

何事もなく進んでいた世界が突然終焉を迎えた時、君は僕のそばにいてくれるよね?、という何とも切ない歌詞が素敵な一曲。
なにより最初のピアノが音楽に浸りたい自分をグッと掴んでくる。
彼のボーカルにクセが少ないのも聴きやすくてgood。

EPにはkings of convenienceの雰囲気漂う『25 in Barcelona』や切ない歌声と暖かいコーラスが包み込む『Sad Corny Fuck』など癒しの良曲が惜しみなく詰め込まれているので是非通しで聴いてもらいたい。


今後も個人的に注目しているアーティストを紹介していくので、みんなで癒しを先取りしよう。

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