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虹のかけら芸術祭 奮闘記その2

 ちょっとネガティブな事を書くけれども、私ってなんて段取り力が足りないんだろうと落ち込む。アイデアは抜群にいいと思うのだけれども、実現するには体力が色々いる。いまの私にはこの体力が足りないなぁと思う。そういえば今年も、はじまって間もないけれども「執着が薄い」と言われてしばらく落ち込んだことがある。そんな風に落ち込むことは少なくないですが、それでもやりますから。だから、3月18日-24日空けておいてね。

 こんなに落ち込むし、大変なのになんとかやろうと思うのはね。私は過去に「演劇はもっと身近になって欲しいし、演劇を製作する団体は少しでもいいから間口を拡げる活動をした方がいい。もっと出来ることがあるはず。」と意見表明をしたことがあるからだ。

 偉そうなことを言った私は、金銭的にも気分的にもダメージを受けるかもしれないけれども、演劇を知らない人に自分のやっている演劇を知ってもらう為にもこのアートフェスをやります。「演劇をまだ好きじゃない人」に知ってもらうということは、そういうことだと思うから。一度それを体験した方がいいとなんとなく思ってます。だからやりたいし、やります。

 私の段取り力は足りないですけども、私を助けてくれる周りの方はそうではないので、ぼつぼつとイベントブッキング進んでいます。決まっている所としてはまず初日の18日(月)。この日は「ドラマリーディング」、東西の劇作家に協力頂き、リーディングのあとに戯曲に関するディスカッションをする予定です。今まで戯曲に興味のない人に、戯曲に興味を持ってもらうよ。

 それから2日目の19日(火)は豪華ゲストを招聘したコンサート。チェロ、バイオリン、ピアノ、ギターの生演奏と、熟練のシンガーを縁とコネで無理やりお呼びして、小劇場のステージで歌っていただくことに致しました。

 そして21日(木)は乙戯社のリーディングミュージカルの再演をしようと思います。アンケートに再演希望の声を多数いただきましたが、ぜんぜん宣伝出来てないので、焦っております。暖かい目で見守って欲しいです。

 この翌日22日(金)は即興劇のショーをやります。私が素敵だなと思うインプロバイザーの方に出演してもらう予定です。これももう縁とコネに頼るしかないブッキング。

 そして24日(日)は空想笑年さんにご協力を頂いて『リアルタイム』を上演頂く予定です。この公演は演劇を創る過程を1日に圧縮して、全部見せてしまうという珍しい公演なので、演劇をまだ好きじゃない人に演劇を知ってもらうにはバッチリの公演だと思うのです。

 あとは20日(水)と23日(土)のブッキングですが、こちらは現在交渉中で、水曜日は何か体験型のイベントを、土曜日はアートとアートに虹の架け橋をつくるにふさわしい「身体表現」の公演をお見せできる予定です。

 どうぞ優しい目で、芸術祭の行く末を見守って下さい!!

虹のかけら芸術祭HP:https://nijinokakeraartfes.wixsite.com/home/blank-5

まずは記事を読んで頂きありがとうございます。もしもサポートを頂く事があれば、次回公演の制作費の一部として使わせて頂きます。いちかわとも。