【アート】瀬戸内国際芸術祭2019 入江早耶 制作日誌『創作の言霊』ー小豆島編ー

既にご存知のかたも多いですが、今年、瀬戸内の島々を舞台に開催されている現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭2019』。

本イベントの出品作家である 入江早耶 さんが、制作日誌『創作の言霊』ー小豆島編ー というかたちで、作品の裏側に秘められている想いをお伝えしています。
その記事はコチラ☆

【アート】瀬戸内国際芸術祭2019 入江早耶 制作日誌『創作の言霊』ー小豆島編ー 

こちらの紹介記事では

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アヴィニョン演劇祭にいってきます!1日目

渡辺です。
今年の6月から、兵庫県豊岡市の地域おこし協力隊として活動しています。
きっかけは、私が所属している劇団「青年団」(平田オリザ主宰)が豊岡市に移転すること、日本初の演劇の国公立大ができること、国際演劇祭を始めることを聞いて(去年の9月ごろ)、調査事業などお手伝いする中で繋がりができて、青年団の新しい劇場を設計していただいているアトリエモビルの浅沼さんから「豊岡、地域おこし募集してたよ、誰

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[報告]続・淺井裕介天井壁画

最高傑作が完成しました!

去る6月29日、淺井裕介は、中国での天井壁画の制作を終えました(重慶・武隆での芸術祭と制作過程については、こちらから)。わたしは現場を確認してきましたが、当方の予想をはるかに上回る、飛び抜けてすばらしい作品でした。ぜひとも肉眼で鑑賞してほしいところですが、ここではその一部を、写真をまじえて、できるかぎりお伝えします。

新作《空から大地が降ってくるぞ》が展示されているの

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[報告]淺井裕介天井壁画

現在、アーティストの淺井裕介が中国で天井壁画を制作中です。先日、わたしは現場を視察してきたので、その様子をここでレポートします。

場所は重慶市の武隆。「中国南方カルスト」として世界自然遺産に登録されている、風光明媚な観光地です。市の中心部からは車で3時間ほどですが、標高が高いため、灼熱の夏を過ごす重慶市民の避暑地として人気を集めているようです。

武隆の代表的な景勝地が「天生三橋」。石灰岩の洞窟

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アートの場で新たな通貨をつくる「芸術祭通貨Life」の実践

「芸術祭通貨Life」

 かつて、ミヒャエル・エンデが、パン屋のお金とカジノのお金は違うと説いた。現在、データで日々交換されるお金と芸術の現場のお金は違うのではないかと考える。

 筆者は、2016年に香川県で開催された「かがわ・山なみ芸術祭2016」で綾川町エリアのキュレーションを担当した。香川県の芸術祭といえば「瀬戸内国際芸術祭」があるが、島や海だけでなく、中山間地域での芸術祭として、地元の

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大学の現場で、芸術祭を考える

昨日2019.5/28。筑波大学で、博士前期課程芸術専攻の授業をゲスト講師として行いました。「現代アート表現論&現代アート表現演習」の2枠で「さいたま国際芸術祭2020」、「中之条ビエンナーレ2017.2019」を中心に、芸術祭の現場から可能性と課題を学生の方と共有し、考える時間をつくりました。
                         

           
はじめに、自己紹介をし、

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瀬戸内国際芸術祭2019 春会期③

ゆっくり書いてきた瀬戸芸レポート。3日目の後半は小豆島に行きました。
前回までの様子はこちら↓

小豆島

高松港から高速船で小豆島へ。土庄港(とのしょうこう)から迷路のまち周辺へは歩いて行きました。
まずは2016年見学時には時間に間に合わず見学できなかった目(Me)の「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」に入りました。普通の住宅の中がまるで洞窟のようになっています。白いから恐怖心はないけれど、奥

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一般大学に進学した僕がアートを志すようになったわけ

さて、今回からまた映画と僕の話に少し戻ることにする。学生でも、社会人でも、これから映画を学んでみようと思っている人、少なからずいるだろう。僕もまた、そのひとりだった。今回は大学でのアートとの出会いと就職までの話。

偶然とったゼミ「映像文化論」

映画との出会いと、それをきっかけに映画にのめりこんでいったことについては第2回のnote「あの時「ドラえもん」を観そびれなかったら、今の自分がいなかった

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「縄文から平成の人々の営みの時間を写す」カメラを使わない写真フォトグラムで表現

私はものを直接、感光面に置き一定の太陽光を当てることで写真を制作している。私にとって写真は日焼けである。感光面に当たる光とものがつくる影の差で像を得る。海水浴に出かけた時に海水パンツの跡が身体に写るそれは、私にとって最も身体性を感じる写真の一つである。カメラを用いず写真を制作する方法をフォトグラムという。

 作品画像は、中之条ビエンナーレ2017で発表した作品

『現在の青図 -2017』
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地域アートプロジェクトの事務局制度:みんなで議論して、ずっと続けるために

先日、ぼくが関わっているMMM(みなとメディアミュージアム)とMRS(一般社団法人新宿メディア芸術地域活性化推進協会)で、同時プレスリリースを公開した。内容は、MRSがMMMの事務局を担うこと、MMMは共同代表制とすること、そしてぼくがMMMの事務局長となること、だ。

昨年末に報告した、最終責任者としてMMMに戻る、という話をやっと公的に報告することができた*1。前任者のありがたみをひしひしと感

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