サルガタナスの独白
あんたは、最もメギドらしいメギドなんだと思ってた。あんたが興味を持つのはメギドラル……特にその海のことだけだった。メギドラルの海の美しさを取り戻すことだけが、あんたにとって大事なことで、その大義のためならば個としての命なんて何とも思っていなかった。私はそんなあんたに憧れてた。自分の中の甘さを捨てたかった。あんたと対等になりたかった。だから、私はあんたと約束を交わした。メギドラルの海を取り戻すために、必ずハルマゲドンを起こすと。メギドラルに貢献して、何らかの形で生きた痕跡を残す