見出し画像

人生に感動して生きたい

白紙には何もない
でも、そこには無限の可能性がある。
コピーライターじゃなくても知っておきたい

心をつかむ超言葉術


阿部広太郎さんの 
コピーライターじゃなくても知っておきたい心をつかむ超言葉術
を読みました


本のタイトルに嘘はなかった。

本の ”はじめに” から心を掴まれたのは
初めてでした。


はじめに


心を掴むとは【愛と書かずに愛を伝えること】

書かなくても”伝わるため”の言葉を探すこと

この本には、言葉とは、企画とは、コピーとは 

いろんなノウハウが書かれているけど

人生に於いて大切なことが詰まっていました。



特に好きだった 4章の〈感動屋になろう〉

人生に感動する仕事がしたいと思い、今の仕事をしている
著者の阿部広太郎さん。

”感動する”ということは、

私にとっても大切にしてきたものであるからこそ

深く共感することも想像できることも吸収できることも多かったです。


”自分自身が一体何に感動を覚えているか、その気持ちに素直になろう”

感動を贈ること。
心が動いたことを相手にきちんと言葉にして伝えること。
贈られた方は想像以上に嬉しいしずっと覚えている。



阿部さんの本に出会い、私は心が動いた。

だからゴールが見えなくても 今書きたいと思いました。



愛にあふれているけど、表現の力で大げさではなく

心にすっと馴染んでくる言葉。

阿部さんの愛、情熱、思い 全部感じ取れて

優しく包み込みながら、熱い気持ちに背中を押してもらったような。

とにかく私の心にヒットして最後のあとがきを読んだら、

なんだか涙が出そうになるほど感動してしまったのだけど、

感じたことは、やっぱり紡ぐ言葉の大きなパワー。


言葉を考えることは、本質を考えること。


ただなんとなく発した言葉では伝わらない
考えて、葛藤して、育ててやっとその人からにじみ出る、
その人にしか書けない、その人らしい言葉が生まれてくる。

自分の心がなければ、言葉はスカスカで。

どこかでみた言葉を真似てみてそのまま綴っても、

そこに自分の想いがないと心は動かない。


”人が書きたいと至るときは、どうしようもなく心が動いた瞬間だ。”

人は、感動したときに行動する。

私も日々身をもって体験していることです。

だから私は私のために日々感動して生きたいと思うし、

感動をつくれる人でありたいと思う。

まだまだなりたい理想には程遠いけど、近づこうと、模索しています。


その中で、もっと磨きたいと思った ”想いを言葉にすること”

私にとっての言葉とは

大切にしていなかったもの。伝わる前にあきらめていたもの。

でも今は、

心を知るために必要なもの

未来のために残すもの

自分を知ってもらうもの

人を変える力があるもの

背中をおすもの

心を動かすもの

応援するもの

人生を示すもの



”言葉にすること”で 自分と

人生が変わっていくことに気付いたから。

だから今、 ”伝わるように伝えていくこと” を

大切にしたいと思うようになりました。



たまにあるnoteの下書きがたまる時。

未完成のものもあれば、完成されたものもあり、

また一度公開して、すぐに下書きに戻したものも。

書きたいと思って書いてみたのに、

非公開=完成できないnote。 

下書きの文章を見返すと、自分っぽくないものばかり。

書かなきゃと思って、無理に題材を探した時。

きっと心が動いてないときに、書いたもの。違和感のあるnote

誰かと比べて、誰かに影響されて、

何かに焦って、無理して書こうとしていた。

本当に書きたいと思う時に書かないと、

私の文章なんて生まれてこない。


何のために書くのか。なんのために言葉にしたいのか。誰に届けたいのか。

プロのライターになりたいわけではないし、

書くこと、言葉にすることがゴールではない。

未来への手段として、今を残し、書くことを選んでいます。



この本の最後の ”あとがき” 

この中の言葉がとても私を励ましてくれて、泣けてきて、好きでした。


『君は向いてないかもね』そう言われたあの時、
諦めなくて本当に、本当に良かった
才能とは、掛けた時間だ。言葉にもし才能が必要だとするなら、これから生きていく限り、時間をかけて書けばいい。
自分なりの考えをもって、諦めることなく言葉と向き合う。そこにあるのは葛藤という名の財産。


すぐに結果が出なくても、向いてないよと誰かに言われても

掛けた時間、悩んだ時間 すべて財産になる。


“白紙には何もないでも、そこには無限の可能性がある。”

自分の中から沸き起こる感情を、ありのまま書いてみよう。

美しい文章や、上手いことを言えなくてもいい、

ちぐはぐかもしれないけど 私は私の言葉で、

私自身が触れて嬉しかったこと。心が動いたこと。


じっくり時間をかけて。

”心が見える言葉”を 綴っていきたい。

私らしさは 葛藤の中に 答えがきっとある。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?