見出し画像

ホクレン・ディスタンスチャレンジ 第4戦(北見大会)

令和3年7月14日(水曜日)に、『ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021』の第4戦となる北見大会が開催される予定です。

いよいよ、オリンピック本番を前に、数多くの日本代表ランナーがスタートリストに名を連ねています。

まず、注目は『女子1500m』と『女子5000m』の日本代表で、第3戦の網走大会で自身の持つ日本最高記録を更新した田中希実選手(豊田織機TC)が、『女子5000m』のA組に出場予定です。

ペースメーカーを務めるのは、網走大会と同様にバイレ・シンシア選手(日立)ですが、正直なところ日本記録更新のペースを作るのは難しいといったところだと思います。

田中選手も、まだ調子を上げていく段階の途中でしょうから、記録を狙うというよりも、後半ペースを上げて、勝負に徹する走りをすることが目標ではないでしょうか。

『男子5000m』のA組も注目です。

三浦龍司選手(順天堂大2年)と青木涼真選手(Honda)の『男子3000mSC』日本代表2人がエントリーしています。

とくに、『3000mSC』の日本記録保持者の三浦選手は、同じ学年の吉居大和選手(中央大2年)が、昨年マークした『13分25秒87』のジュニア日本記録を更新するだけのポテンシャルを持っている選手なので、天候次第では記録を狙ってくるかもしれません。

ただ、スタートリストを見ると、13分30秒くらいがターゲット記録として設定されているかもしれないので、ラストにどれだけペースを上げられるかが注目です。

オリンピック代表ではありませんが、先月末の日本選手権覇者である田母神一喜選手(阿見AC)が出場する『男子800m』のA組にも、ペースメーカーがつく予定で、日本選手権でマークした自己ベストを更新して、1分46秒をを切って日本記録の『1分45秒75』に近づけるかも楽しみなポイントとなります。

オリンピックや高校総体や中学総体に出場する選手以外は、中・長距離のレースが少なくなって、秋のレースに向けて力を蓄える時期に入ってくるので、ライブ配信していただけて、陸上競技ファンとしてはとても嬉しい限りです♪