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【注目】東京オリンピック陸上競技/男子100m予選

陸上競技2日の『男子100m』予選には、ちょっとした波乱(私の中では想定内でしたが…)の日本選手権で代表権を獲得した3選手が出場予定。

予選は7組行われ、各組の上位3着と4着以下でタイムの良かった3選手が準決勝に進出と、着順外での準決勝進出が狭き門となっています。


その予選1組目には、トップバッターとして、日本選手権チャンピオンの多田修平選手(住友電工/大阪府出身)がいきなり登場。
多田選手のベスト記録10秒01を上回る9秒台ランナーは3人。
それでも、いつものロケットスタートが決まれば、着順での予選通過も可能な組に入ったと思います。


私の押しメンである山縣亮太選手(セイコー/広島県出身)は、予選3組目に登場。
山縣選手の持つ日本最高記録9秒95がこの組のトップタイのタイムですが、今季自己ベストをマークしている選手が多い組で、油断できない組となっています。
危なげなく上位で、準決勝に残ってもらいたいところですが、プラス通過も意識して、記録も残しておきたい組み合わせだと思います。


続く予選4組目に、小池祐貴選手(住友電工/北海道出身)が登場。
今季今一つの走りが続いていますが、200mの出場権を辞して、この種目に専念してきているだけに、9秒台ランナーの意地を見せたいところだと思います。
中国代表で9秒91のアジア記録をもつ蘇炳添選手が最大のライバルとなりますが、今季9秒94と記録を伸ばしてきている南アフリカ代表のギフト・レオトラ選手は23歳と若い選手で、その成長が侮れません。


日本選手全体としては、1組目の多田選手で勢いに乗っていきたいところだと思いますので、多田選手の超低姿勢のロケットスタートが炸裂することを期待しています。