STORY OF THE AFTERMATH③

ALBUM 「THE AFTERMATH」spotifyプレイリスト↑↑↑

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今回のアルバムの楽曲は全て2014年〜2016年くらいに書いたものがほとんどだ。曲によっては2011年くらいに書いたものもある。

だから作りはじめてから実質アルバムができあがるまでに4年くらいかかってしまった。

その間に山梨に引っ越したり(もう3年も経つ)新しい家族ができたりと色々な環境の変化もあったしMWにも色々あった。一時期連絡が取れなくなって頓挫しそうになったこともあった。。

リリックの内容も4年も経つと環境の変化もあってあの時は結構世の中を否定的に見てしまってるなぁ、とか既に作品を客観視している自分もいる。

それでも今回はどうしても人に聴いて欲しかった。一人でもいいから、聴いて欲しい。なぜなら、めちゃくちゃ自信作だからだ!!!

あと、今回は最初に7インチダブプレートを作って自分で販売している。今までは流通をやってくれる人が居てレーベルが宣伝をしてくれたりお店が販売をしてくれてたけど今回初めて通販サイトを立ち上げた。宣伝するのも自分だし梱包して配送手配までやっている。注文が最初に入った時は本当に嬉しかった。知らない誰かが自分の作品を買ってくれる。ダイレクトで注文を受けるとその有り難みを強く実感する。自分は手先が死ぬほど不器用だけど、感謝の気持ちを込めて自分で梱包をした。手紙も添えて。買ってくれた人、本当にありがとうございます。

その後はアルバムの曲を一曲ずつ実験的に配信している。過去にもbandcampとかで配信をやってきたけど最近はspotifyやapple musicなど定額で音楽聴き放題のサービスが主流になっていて気になっていた。自分がこういうサービスで価値を感じているところは、手軽さももちろんあるけど予想外の音楽に出会えるきっかけになることだと思ったからだ。

今でもラジオフリークな自分としてはラジオは予想外の音楽に出会える最高なメディアだと思う。その予想外っていうのが凄い大事で。例えばレコード買うにしても、もちろん欲しいものがあってレコード屋に買いに行ったりするけど、リサイクルショップに行ったときに、何があるのかわからない、あのワクワク感がたまらない。自分には予想外の展開っていうのが生きていく上で重要な事だ。知らない街に行って知らない店に入ってみたり、予想外の人に会ったり。なんでも想定内の流れのままだと飽きてしまう。

話は逸れたけど、サブスクリプションサービスで音楽を聴く時はシャッフルで聴く人が多いと考えてたから、そこで知らない人に自分の音楽を聴いてもらえるきっかけになるはずだ!しかもアルバム一発でだしてしまったらその時だけしかそのチャンスはない。だったら一曲ずつ配信すればそのチャンスは増える!と思ったのが事の経緯だ。

だけど後から色々調べるとシャッフルで曲が流れてくれるためにはプラットホームが選んでるプレイリストに入らなくてはいけなかったりシャッフルも自分の今まで聴いてる音楽の傾向にあった音楽を流すロジックがあるってことを最近知った。また一つ勉強になった。あと、自分が聴いて欲しい人達がそもそもspotifyとかapple musicをやってない&知らないって人もいたりしてるから全曲配信した後にちゃんとCDとしてもリリースしたいと考えている。








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