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#18絵を描く。 トリとムスコの良い関係

凸凹発達の息子8歳。

言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。

毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。

先週は鳥ブームが来ていたようなのでその絵を展覧します。動物の話しと共にお楽しみください。


この前は、どうしてもクジャクに会いたくて、久々の『クジャク参り』をして来ました。


クジャクの小舎前を行ったり来たり、頭を深々と下げて観たり(観察中)、下がって観たり(観察中)と、その姿はまるで『クジャク様』を参拝しているかのごとく、実に真面目で真剣なお参りです。

以前に書いたお話も良かったらどうぞ↓↓

さて、久々のクジャク参り。
そこから、絵の具でカラフルな鳥の絵を数枚とフルーツハットの鳥。そして宿題の日記も描きました。

絵の具で描いた鳥たち  by.息子8才


フルーツハットのオウム  by.息子8才


日記より  by.息子8才



息子は幼い頃から、動物の中では鳥が好きなようでした。
散歩中に、セキレイやスズメなどの小さな鳥を見掛けては、
小さな足で地面をしっかり捉えながら、真剣な表情で小鳥を追いかけていました。小さな息子の姿は今思い起こしてても可愛くてホッコリします。
作戦もなく、タタタターッと追いかけるため、小鳥たちはすぐに飛び立ちます。
息子は残念そうですが、そこがまた、
ちょうど良いのです。

距離を詰めてくる動物、自分に向かってくる動物、大きさのある動物、声の大きい動物…
これらは、
基本的に苦手でした。
その点において、鳥は一定距離を割るとすぐに羽ばき空へと逃げ行くため、相互に無害なわけです。

動物園にもよく行きますが、一番のお気に入りは、
フクロウのゲージです。

ほぼ動かないフクロウの前を行ったり来たり、30分超。
息子の方がウロウロとよく動いていますから、どちらが動物なのやら…

キリンやコアラやペンギンなどと違い、
観覧者も少なくて脇役気味なフクロウコーナーは、
息子的には安心して観る事のできる数少ない場所だったのです。

大人しくて静かでモフモフとフワフワとして見えるフクロウ。
いつしか…
触ってみたい!抱っこをして可愛がってみたい!というような感情が湧いたようで、
花鳥園のフクロウカフェにも連れて行きました。

案の定。タッチコーナーから動きません。
感覚過敏のため手袋をしたまま、優〜しく撫で愛でていました。
まるで息子もフクロウかのごとく、
動かぬモノ同士、そこだけは静寂な時間が流れていました。

そんな具合に、静の動物がお気に入りです。

イキイキ動く姿を見て、図鑑との違いが面白はずの動物園や水族館なのですが…

動きの少ない生き物を気に入って、ずっと足を止めるので、

あ〜。暇だ。キリンが見たい、ペンギンが見たい、イルカが見たい…
と思ってしまう私とは、

感性が異なるひとりのヒトだしね〜
我が子と言えど、視点も好みも違うのだからそれも尊重しようといつも思わされる次第です。

ではでは。

カラフルなオウムかインコ  by.息子8才

他のフルーツハットシリーズも展覧していますので、興味がありましたらどうぞ↓↓




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