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物価上昇を受けて自分の価格もあげる

物価上昇を嘆く声があちこちから聞こえる。
ガソリン、食費、光熱費、そのうえ金利が上がれはローンの支払いも上がる。
自分を維持する元値が上がっているのだ。元々自分の給料は自分の生産に足りていないのなら尚更、給料をあげてしまおうと考えていた。


給料は勝手には上がらない

給料というのは勝手には上がらない。
いつも買っている食料品やガソリンに対して多めに払おうとこちらから言い出すことがないように、サラリーマンの給料は(ごくごく最低限の昇給はあるものの)勝手に上がることはない。

成果を上げて昇進するか
転職するか
給与交渉するか

いずれかだろう。

日本人はやらないとされている給与交渉。海外では割と一般的なのだそうだ。

物価上昇を受けて支出が増えている方
給料があがらないかなぁと嘆いている形

給与交渉も一つの選択肢だろう。

物価上昇の常態化でマインドが変化

物価が上がることが当たり前になったことで円の価値が不変ではなくどんどん下がっていくものなのだというのを我々平成世代は初めて体感しつつある。
子供の頃からほとんど物価はあがらず、ラーメン一杯180円やハンバーガー1つ60円の時代を生きて来た自分は、円の価値は不変でありものの値段は技術の進歩とともに下がっていくものだと思っていた。

もちろん、技術の進歩により量産化コストが下がり、今は高い製品が安くなるということはあるだろうが、それとは別に物価は少しずつ上がっていき、それにより円の価値は緩やかに下がっていくというのが自然な形なのだと知った。
であるなら、たとえ同じ働きをしていても少なくとも円の価値の低下分(物価高騰分ともいう)は最低限昇給していかなければならない。
そうなっていない状態というのが、実質賃金が低下し続けているいまの状態なのだろう。
(これに加えて社会保険料や税金は年々上がり続けているわけだし)
もし成果をあげているのであればプラスアルファで求めてもいいくらいだ。

物価上昇を嘆くのなら

そうは言っても、ない袖はふれない。
いかに一生懸命働いても、いかに成果を上げても、いかに円の価値が下がっていても、売り上げをあげられていない会社にどう訴えても給料は搾り取れない。
会社が売り上げをあげられていないのであれば、もはや転職しかないというのは客観的に見れば明らかだ。

もし会社がそれなりに売り上げをあげられているのであればきちんと給与交渉する。転職を考えるのはその先だろう。

物価上昇を嘆くのなら、本格的に物価上昇に対応できるだけの給料アップを果たせる方法を考えてみた方がいい。


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