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給料を上げたければ給与交渉せよという話

給与を上げるにはどうしたらいいか。
以前の自分は、会社が自分を評価してくれるのを指を咥えて待つより他ないと思っていた。

しかし、労働組合もないような小さい会社の場合、経営者に昇給を迫る人などいなかった。
結果、いつまで経っても上がらない。

結果として自分は転職を果たし、給料を上げることに成功したが、実はそれ以外の選択肢もあったようだ。
それが給与交渉である。


海外では給与交渉は当たり前

日本では春闘などと言って労働組合が経営側と交渉するというのはあるが、これは実際大きな会社に限った話。労働組合がないような小さな会社では給与交渉など考えたこともなかった。
しかし実際は海外では給与交渉が当たり前のようだ。

給与交渉のために必要な情報をかき集める

交渉ではこちらの実績を定量的にアピールするのはもちろんだが
同業他社の給与額、貢献した売り上げの額など。
自分の前職のような派遣業であれば客先単価がどの程度上がったかは非常に大きい。大きく客先単価が上がっているのであればその分までは最低でも引き出せる根拠となる。

給与交渉の結果、給与が上がらなくても得るものはある

給与交渉をすることで、経営側の考えも見えるし会社の状況も見える。
給与が結果として上がらなくても非常に有益な情報を得ることができる。
経営が厳しく、とても給料が上げられないということであれば、それはもう自分がどんなに頑張って結果を出してもこの先給料が上がらないということであるので、転職を決断しても良い。
いやいや実は経営的としては設備投資をバンバンやっていきたい時期で、今はちょっと上げられないけどこのさき必ず上げらるなどが分かれば、もう少し頑張ってもいいかなという気持ちにもなる。

給与交渉をすると決めれば、それに向けて頑張れる

いざ給与交渉しようと思うと、経営側に突きつけるだけの実績が必要だ。
それは漫然と仕事をしていたのではきっと得られないやりがいになり、モチベーションにもなる。これが案外侮れないと思う。

経営者を選べ

実際に転職してみて思ったのは、例えば業界が同じでも労働条件は千差万別であり、今自分がいるところなど本当一例に過ぎないということ。
様々な環境があり、様々な条件で働くことができる。その中でどこで働くかを選ぶことが大切だ。
今の経営者のもとで働くことが積極的な選択の結果であるなら問題はないが、他を全く知らず、ただ面倒という理由でその選択をしないというのはおすすめしない。
ほんの少し動いただけで200万以上年収が上がって、さらに残業時間も月40近くやっていたのがほぼ0になった経験から、自分はそう思う。
労働人口が減ってきている今、労働者側が自分の人生を預けるに足る経営者をしっかり選んでいく必要がある。

今動き出さないと最悪なことになる

この記事にあったのは税金や社会保険料はこのさき上がり続ける。ものの値段も上がり続ける。給料が上がらないということは実質賃金は下がり続ける一方なので本当に今動かないと大変なことになるということだった。
確かに転職も遅くなればなるほどその選択肢は狭くなっていく。何も動かずに待っていてはいつまで経っても給与は上がらない。気づいたら取られる分ばかりが増えている。

もし今の給料に不満があるのであれば、とにかく動いてみることだ。

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