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【6.ヒント💡】先生探しと教室選びその2

前記事に引き続き、先生探しと教室選びについてお話していきます。

ここからお話するのは主に個人の先生に習う方法の一種に相当すると思われる方法です。それは出張レッスン(音楽の家庭教師派遣)とオンラインレッスンです。コロナ禍以前・以後でピアノレッスンの環境が著しく変化しました。今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなりました。これはピアノレッスンに限ったことではありませんが、今まで出来ていたことが出来なくなるとそれを補う形で新しい形で発展していく。このことがピアノレッスンにも起こりました。コロナ禍以前であれば全く問題のなかった出張レッスンですが、現在では大人の方(特にコロナ重症化リスクの高い方など)は自宅に家族以外の人を迎え入れることに抵抗がある場合もあるでしょうが、この件で全く問題のない方でしたら出張レッスンもしっかり検討されても良いと思います。教室に通うでも個人の先生の自宅に通うでもどちらにしましても、様々な理由からどちらも選択できない場合などは、先生の方から自宅に来て下さる環境はピアノを長く続けていく方法として一考の価値があります。出張レッスン、音楽の家庭教師などのワードで検索して探されるとよいでしょう。積極的に出張レッスンを行っている先生方が登録されていて、そこからご自分の条件に沿った先生を探すことが出来るでしょう。
出張レッスンのメリットは自分で教室なり先生のお宅まで移動しなくてよいということ、毎回自分の楽器でレッスンができること、レッスン直前まで練習していられることでしょうか。デメリットとしては、先生の交通手段によっては大幅にレッスン時間が前後するかもしれないこと、お月謝以外に出張費がかかることが考えられます。

大手の音楽教室などに通っていた場合でもコロナ禍のレッスンでは対面のレッスンは出来なかったのではないでしょうか。その代わり職場や学校などで積極的にオンラインが主流になっていったようにピアノレッスンでもオンラインレッスンが主流になっていったように思います。ピアノレッスンでいえば現在ではオンラインのみでレッスンを完結されている先生もいらっしゃるかもしれません。ピアノでオンラインレッスンをすることのメリットとして
考えられることは、遠くに住まわれている先生にもレッスンしていただけるということです。普通であれば絶対に通えない海外の先生であったり、国内でも自宅から遠く離れた場所にお住いの先生に見ていただけるというのはうれしいことですね。また本来ならレッスンの為に異動しなければなりませんが、移動時間が要らないということと、こちらも出張レッスンと同様に毎回ご自分の楽器でレッスンしていただけることもメリットです。デメリットとしては私個人の考えですが、画面を通して聴こえる音はやはり生で聴こえる音と比較して微妙な変化を聴き分けるのが難しく感じると思いますし、wi-fiの環境などによっては少しの音のずれなどが生じることもあるかと思いますので双方でオンライン通信についての環境を整備する必要があるでしょう。これからピアノをはじめる方が定期的にレッスンを受けるという状況でしたらあまりお勧めできませんが、ある程度ピアノを弾くことが出来る方が通常の対面レッスンが出来ない場合の代替レッスンとして行う場合には有効な手段だと思います。


今回は出張レッスンとオンラインレッスンについてお話しました。レッスン環境(レッスンする側、レッスンを受ける側のどちらも)の変化により様々なピアノのレッスン方法が選択できるようになりました。ご自分が一番納得のいかれる方法でレッスンを進められることを願っております。本記事も最後までお読みくださりありがとうございます。先生探しと教室選びですが、最後にもう一つ違った視点からお話します。次回もよろしくお願いします。

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