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忘れもの

幸せの反対側には 何か埋もれていて 幸せにはなりたいけれど その何かを忘れたくはないんだ

      • 感謝の気持ちは年々積み重なっていくのに なぜだか、 伝えなければと思う回数も積み重なっていく

        • 風の匂いを吸い込むと ふわりと鼻をくすぐりました しゃがみこんで見えた世界は どこもかしこも不思議に映りました 首を傾げ振り返れば 歩んできた世界は斜めにも見えました ここまでの日々は  どうもこの意志とは裏腹に 明日へと繋がるみたいです

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        • 感謝の気持ちは年々積み重なっていくのに なぜだか、 伝えなければと思う回数も積み重なっていく

        • 風の匂いを吸い込むと ふわりと鼻をくすぐりました しゃがみこんで見えた世界は どこもかしこも不思議に映りました 首を傾げ振り返れば 歩んできた世界は斜めにも見えました ここまでの日々は  どうもこの意志とは裏腹に 明日へと繋がるみたいです

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        • だれかさんの忘れ物
          17本

        記事

          同じ空気を吸っていたとしても あなたと同じ声は生まれず 同じ世界に住んでいたとしても あなたと同じ道は歩めず 同じ意味で隣り合っていたとしても あなたと同じ答えは見つからず せめて ひとつだけと おそろいになれるモノを求めてしまう

          同じ空気を吸っていたとしても あなたと同じ声は生まれず 同じ世界に住んでいたとしても あなたと同じ道は歩めず 同じ意味で隣り合っていたとしても あなたと同じ答えは見つからず せめて ひとつだけと おそろいになれるモノを求めてしまう

          同じ空を二度と見れないように 同じ今日は二度と迎えられない 昨日は生きられないと考えても 今日は生きたいと考えることもある この視界に入り込む些細な敗北感と この肺を膨らます空気入れのような身体には まだ いくらでも捻じ曲げる力はある 今日もダメなら また明日でもいい

          同じ空を二度と見れないように 同じ今日は二度と迎えられない 昨日は生きられないと考えても 今日は生きたいと考えることもある この視界に入り込む些細な敗北感と この肺を膨らます空気入れのような身体には まだ いくらでも捻じ曲げる力はある 今日もダメなら また明日でもいい

          つまらない生き方だなと 感じてしまうのは 理想の生き方があることの裏返し 難しく感じることも よく見れば、ひとつひとつがシンプルに重なっている それでも、なぜか迷って、 手をつける前に諦めることを繰り返す 面倒な癖だ こんな癖は早く燃やし尽くしたい 背中に燈を

          つまらない生き方だなと 感じてしまうのは 理想の生き方があることの裏返し 難しく感じることも よく見れば、ひとつひとつがシンプルに重なっている それでも、なぜか迷って、 手をつける前に諦めることを繰り返す 面倒な癖だ こんな癖は早く燃やし尽くしたい 背中に燈を

          生きていくための 言葉を探すのもよい たまには 幸せになれる言葉を 探してみるのも悪くない

          生きていくための 言葉を探すのもよい たまには 幸せになれる言葉を 探してみるのも悪くない

          歩きたい道があるのに 寄り道ばかりして 足を止めてしまうのはなぜだろう

          歩きたい道があるのに 寄り道ばかりして 足を止めてしまうのはなぜだろう

          編み目

          知りませんでした 編み戸の向こうには 別の世界が在ったんですよ

          蛍灯

          出鱈目並び混ざり会う 威張るマックラ色の先 背を向けながら追いかけた 笑う手足の口遊む ダンサブルに身体は疼き 薄暮に汚れた亡霊の 案山子がおいでと手を招く 蛍火に踊らされ 錆びた車輪は音鳴らす 蛍火に誘われ 割れた灯りは逆さ向き 萎れた羽根に願い乞う 笑わぬ蛍は灯を残す

          愛想

          あとどれだけ 一緒に遊んだり 一緒に眠ったり 一緒に笑い合ったり 一緒に歌ったり 一緒に過ごせるのか 無駄な時間なんて一つもないくらい 分かりきったこと 同じ世界に生まれたから 同じ時間に生きれているから 伝えなければいけない それも分かりきったこと 残り時間で頭の中はたくさん 端から端までギュウギュウ 残り時間が気になるばかり ならば どう 愛そうか

          願うなら

          明日になったら迎えにいくから なにもしらずに待っててよ ねえ 神様に何か願うならさ 「僕の願いを叶えて」と あの日の夢はどこへ あの人の願いはどこへ 君が欲しがった世界は ほんの一部で音を鳴らしてる 君が手に入れた明日は どこかで誰かの一部になったよ 哀しみを口にした日 もう一人の僕が 手を差し出して 引っ張り上げて こっちにおいでって 頬をひねって だれかさんコチラ これでお終いだよ

          狭い世界の大きな出来事

          暗い夜に 飛行機雲を見つけた 月明かりのおかげ 知っていることが 一つ増えた夜 狭い世界の大きな出来事

          狭い世界の大きな出来事

          空気の味

          昨日まであった空気を飲み込んだ お腹いっぱいになるまで飲み込んだ もう一度吸える空気はなくなった 吸い込んだ記憶と味は 忘れない

          背中

          歳を重ねることに怯えている訳ではなく 限られた時間を捨ててしまっているのではと 繰り返しのような今日を迎え 繰り返しのように終えることが怖い 何かを残さなければと 背中をさする自分の手が 不愉快に思えてくる 丸くなったこんな背に 何を負ったつもりで居るのか