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お気に入りになりそうな2023秋ドラマ

やたらと新ドラマを録画してしまう日々が続いている。
結局見ないものも多いけれど、今回、1話を見てこれは当たりなのでは?と思ったものを書いておきたい。
どれも予備知識ゼロからの視聴。

セクシー田中さん



「日曜の夜くらいは…」でめるるの可愛さと演技に惚れてしまい、完全めるる目当てで見始めたドラマ。
いやもう本当に可愛い、だけでなく愛らしい、何をしても可愛い。
それだけで十分だわ、くらいに思っていたのだけど、そこはしっかり、内容も引き込まれる感じになっていた。

就活に失敗して派遣で社会人スタートとか、若いころの自分も似た感じで焦りが強かったからしんみりしてしまったし、田中さんの過去にも泣けた。
男に頼らなきゃ生きていけないと思っている朱里(めるる)。その設定が令和っぽくなくて逆に新鮮だし、そこから変わるきっかけが仕事でも恋愛でもなく、女性である田中さん、というのがとても良くて。

毎熊克哉さんの役どころもクセのありそうな感じ。「彼女たちの犯罪」で清々しいほどのクズofクズだったので、またなんか面白い役っぽいぞ、と思って笑ってしまった。

そことそこが出会うのか、というのがあって面白みが増し、早く2話が見たい!と思う貴重なドラマ。

追記:原作者の芦原妃名子先生の意向が反映されていなかったとのことで、ドラマとしては相応しくないものだったのかもしれません。が、現代を生きる一人の人間として、朱里や田中さんに勇気づけられるシーンはたくさんありました。いろいろ思うことはありますが、1話を見たときの気持ちに嘘はないのでこのまま残しておきます。芦原先生のご冥福をお祈り致します。


あたりのキッチン!



これはなんとなく録画しておいただけだった。正直、最初は主人公のコミュ障っぷりが漫画っぽくて苦手で、見ている途中で離脱しかけたくらい(もともと漫画なのであって役者さんディスではないです、ごめんなさい)。

でも、あまりにもな挙動不審っぷりに、お客さんまでつられて挙動不審になってるのが面白すぎてツボにハマってしまった。そしてこのストーリーの主軸である『うまく喋れないけれど料理で人を元気にできる』を理解した時、ああそういう話なのか、とあたたかい気持ちに。最後の、男性がうどんを一口食べた時の表情、めちゃくちゃ良かった。

私自身は料理、というか、何かをするために色々広げて汚れてまた洗って、みたいな工程が好きではないので、料理シーンが出てくるドラマはものによってはストレスになる。このドラマはこの先そういうシーンがあったとしても、好きじゃないからこそ見てみたいと思えた。2話は録画済なので早く見たい。

週末旅の極意(急に過去の)



これは少し前にやっていてもう終わってしまったんだけど、ずっと書きたかった。もう一緒に書いてしまおう。

私、吉澤悠さんが結構好きでして。たまたま見つけてしかも旅モノ、これは見るしかなかった。
一言でいえば、子なしパワーカップルがリッチな旅館に泊まって、食べたり温泉入ったり、見ていて楽しい旅ドラマ。
…かと思っていたらだんだん雰囲気が重たくなっていき、子どもを持つか持たないか、をがっつり話し合うストーリー展開だった。

そういうのがなくても十分素敵な作品だっただろうけど、それだけじゃなかった。ひたすら旅館に泊まるドラマって珍しい気がして、温泉や旅館好きな人に強くオススメしたい。

そして観月ありささんは老けないし、吉澤悠さんは今もかっこいい。あ~~それでいてこんな優しそうな顔って反則だよね?好き。

最後秋ドラマじゃなくてごめんなさい。
まだ見ていないドラマも結構あるので、またよさそうなのがあったら書きたい。

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