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【焼き芋のバイブル?🍠】焼きいものがたり9 はてな🍠

🍠にハマってからだいぶ時はたった。

しっとりタイプ、ねっとりタイプ、ほくほくタイプいろいろなバリエーション、いろいろな🍠を経験してきた。そのおかげで、私の想像の中でその時最も食べたい🍠が生まれるようになってきた。

過去の🍠の合成をすることで、食感、温度、香ばしさ、焦げ感、皮の硬さ、皮の厚み、焼き加減、水分量それぞれの理想が浮かんでくるのだ。


今日も🍠を食べる事は決まっているのだ。

「今、食べたい🍠のイメージに近いのは、、、紅はるかだ!!」

高揚しながら、私はスーパーの🍠機にむかって走り出した。


「見た目から予測しろ!! これは、おそらく焦げ感が強すぎる、これは、水分量が多すぎる。これは、、、」

かなり考えた。

「君に決めた!!」

颯爽とレジに向かい会計を済ませ、公園で実食。

パクッ!!

「全然違うやないかーーーい!!」

思わず声が出てしまった。(今日の私は冒頭からかなりイタい。)

だが、この驚きは予想を超えてきたということだ。


私はこれまでの人生でこれほど、感動したことはなかった。

いつも、食に関して、理想を超えるようなことはなかったからだ。

自炊するときも、「このスパイスはこのくらいで、これは、、、」などと理想に近い味を作って食べるが、理想を超えたことなど一度もなかった。蕎麦も好きで、人気店や、高級店で蕎麦を食べたとしても「この程度か、、、。思っていたのとも違うしなあ。なんかなあ」と思うことばかりだった。


しかし、この🍠は理想を超えた。
予想とかなり違う感じはあったが、
其れとは別にまだ味わったことがないような美味しさが感じられた。
少し表現するのが難しいが、今までの価値観を壊すような、理想を超える何かがあった。

なんだかわからないが、それで良い。

🍠が狭い私の世界に新たな光を灯してくれた。
それだけはわかる。
整理するのには時間がかかるだろう。


何ということだ。
さらに🍠が好きになってしまった。

傲慢になっていた私を打ちのめしてくれた、この🍠を一生忘れることはないだろう。



  

感謝、甘藷、わっしょい!🍠






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