音野里たより(65)〜新年度スタート〜
3月は去り、もう4月第2週に入った。
桜は一気に満開になり一気に散り始めてる。
季節はすごい早さで進んでいる。
畑の菜の花はタネになり始めた。
ツクシはスギナに代わり、ワラビが葉を広げ始めた。
エンドウの花が満開になり実を結び始めた。
畑を始めてもう5年目に入った。
見よう見まねで自然農ぽいことをやり続けているが、
進歩しているかどうかはよく分からない。
草や虫やケモノや豪雨や雪や猛暑などにやられたりしながら、
それでもなんとか畑は続いている。
人の助けがあまりなくても、作物は生き延びようと頑張ってる。
毎日みたいにチャリで畑へ行き、ようすを観察し、
草を刈ったり、ケモノの掘った穴を塞いだり、
カメムシを追い出したり、水をまいたり、収穫したり。
1円にもならない。そこが大事だ。
商売にしてしまうと、とたんに世知辛くなる。
収量や納期、商品価値などに振り回されてしまう。
他人のことは考えなくていい。
自分のやりたいようにやっていい。
それこそボクが求めていたものだ。
それは音楽でも同じだ。
プロにはなれなかったし、ならなくてよかったと思う。
他人に振り回される生活はもうゴメンだ。
畑仕事も音楽も、商売にしてたらもう辞めてたかもしれない。
甘ったれで甘いもの好きのボクにはアマが一番!
余りの人生だもの、好きに生きて行きます!
以上、新年度のご挨拶でした〜。
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