【現在の教育について】#2

前回に引き続き、「GIGAスクール構想」について話を進めていきたいと思います。

前回は、ネットワーク環境を整えることについて語りました。

今回は、配布・使用する機器についてお話しします。

私は、学士論文(卒業論文)にて、「授業(主に保健体育)で使用するICT機器の選択と、その使用方法」について書きました。

そこでは、教師が使用するICTは「電子黒板」、生徒は「ノート型タブレット」という結論にたどり着きました(なぜそうなったかはいずれお話ししたいです。)。

しかし、学校にいざ行ってみると配布されているのはPC型タブレット?でした。基本的にはPCのように使うようですが、進め方としては、デジタル教科書、電子ノートといった使用方法が想定されています。

ここで不思議に思うのが、配布機器と使用機器のニーズがあっていないのでは?ということです。ノート等で使用するなら、もっと軽量化されたipadのようなタブレットではないかと思います。この辺の選択は学校ごとに任されているようですが、先々をみて選べているのでしょうか。これらは今後の大きな課題になるでしょう。統一されるのを期待したいところです。


また、スペックも少し問題視されていましたね。実際に使用するためには保管する資料等のクラウドサービス等が必要かもしれません。ただ、それを踏まえても容量等が少ないと、前回記事のネットワーク環境のように、授業がスムーズに進まない、結局使用しないという事態になりかねません。中高でたかが3年と考えているかもしれませんが、短い期間なので、もっと大切にしてあげたいものです。


やはり予算面もあるかと思いますが、これからの時代を生き抜く子供たちを正しく育成するためにしっかり話し合って進めていってほしいものです。

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