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accumulation of time

4月も気づけばあっという間に過ぎ去ろうとしていて、ここ数日はとりわけ暑かったので若葉の香りに初夏すら感じていました。今月は満月カルテットのライブとギターの練習、新作のスケッチに勤しんでいました(といっても毎月そんな感じの日々かもしれない!)

月初の毛玉と満月カルテットによるライブ@ひかりのうま、暖かい雰囲気の中で心地よく演奏することができて本当に楽しかったです。お越しいただいた皆さま、マルタさん、ありがとうございました!

この日の満カル裏テーマは、写真にまつわる過去や記憶といったお題たちでした。満カルは3月末頃からみんなで「写るんです」をリレーしてライフログを撮ってみる企画にチャレンジしておりまして、その延長でパフォーマンスができた気がします。日々の営みとステージの非日常をシームレスに行き来できる、新しい満カルの形が芽吹いてきたかも。

ライフログはこちら。noteにもちょっと書きましたが、撮った写真が現像するまで確認できないので、暗かったり意図しない画角だったりしましたが、その分「正直なログ」になりました。

ライブで毛玉のセットにガットギターで一曲参加したのですが(RPGというとっても良い曲です!)、リハーサルから感じていた毛玉の和やかな雰囲気と緩やかな連帯感は、きっと積み重ねられた時間の堆積によってなし得るものだと思うと(もちろん各々のお人柄によるところがそれ以上に大きいわけですが)みんながバンド活動を特別大事にすることもわかりますし、尊いものだなと感じるのです。

事前リハのため満カル一同、そんな和やかな毛玉のリハーサルへお邪魔して、終電近くまで小一時間ほど居酒屋で過ごすという楽しい時間もありました。ライブもリハもひっくるめて堆積された「毛玉地層」のほんの一部分として、良い時間になったなら嬉しく思います。

時間の堆積といえば、満月カルテットは今年で結成4年目(ということはコロナから4年)そして黒澤さんとギターデュオで活動していたのは10年近く前のことに!満カルは風化や侵食によって少しずつ地層が形成されてきた頃でしょうか。個人的にも継続している活動から途絶えてしまった活動までいろいろありますが、2千万年かけて堆積岩ができるくらいの心づもりで研鑽を積んで参ります。

満月カルテットは今年もうひとつ楽しみな企画が控えています(TBA)ライブの本数こそ絞り気味ですが、ひとつひとつの公演に大事に向き合えたら。

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