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赤ちゃんを抱いて歩くと

息子を抱いて歩くと、股関節が引っかからない。
私は捻れ体癖なので、股関節が狂っている。
捻れ体癖の人は皆、股関節が狂っている。

息子を抱きながら歩くと、足がすいすい前に出る。
足が中心に向かう。
何故だろうか。

私の身体が自動的に息子に同調するため、かんたんに鳩尾が弛み、大切なものを落とさないように腹の前で抱えるので、自然に腹部第3(丹田)に力が満ちる。

捻れ体癖だから、腰椎3番の捻れは取れないものの、余分な力みが抜け、左股関節が弛むようだ。

何も稽古していないのに、歩法が変わる。

始めはそれを喜んでいて家の中を調子に乗ってうろうろ歩いていました。そうしたら、またじょじょにおかしな歩き方になってきた。

そこで、師匠の操法を受けたら、左手首の狂いからくる、左骨盤の後屈ということで、足を払われた。

抱っこするときに、赤ちゃんは、こちらの抱きやすいように抱かせてくれない。
抱いて欲しいように抱くから、こちらの手はおかしな形になる。
気付かないうちに無理がきて、左の手首が狂っていた。

少なくとも私の息子はものすごく厳密に角度がある。
外から人が来て抱っこされると、困った顔で私に助けを求めてきたりする。

息子が崩れると、私も崩れる。
私が崩れると、息子も崩れる。
間に、操法が介在する。
(2019年8月13日執筆)

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