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喫茶店のエビピラフ♪

 きのうのこと。
 突然、強く降り出した雨に、逃げ込むように喫茶店に入ったのです。
 店内には数名のお客さんが、メニューを見たり、アイスコーヒーを飲んだりとくつろいだムードでした。

 食事時には少しズレてはいたものの、厨房からバターの良い香りが漂い…わたしは直ぐに、おっピラフかな…と思ったのです。
 その途端、お腹の虫がぐぅ と騒ぎ始めました 笑。

 席につくなりメニューを開き、運ばれてきたグラスのお水を口にしながら、バターの香りにくすぐられた我が脳みそ配下の視覚神経がエビピラフの文字に目を止めました。

〉おお〜っ、いいじゃないか…〈
 どこぞのゴローさんのように脳内でひとりごちると、
「すいませ〜ん」
 と手を挙げ、エビピラフとアイスティを頼んだのです。

 ここで(仕事先の)後輩君の登場です。
 向かいの席に鎮座ましました彼は、大盛りナポリタンとコーヒーを頼みました。

 喫茶店の雰囲気を味わいながら、ボォーっとしていると、しばらくして店員さんが注文の品を運んでくれました。

拾い画のエビピラフさま

 エビピラフです✨✨

 紙ナフキンの巻かれたスプーンを手に取り、カサカサと音をたてながら銀匙をあらわにし、エビピラフへとひと匙…、バターの香りと程よい塩味が口中に広がります。

 正に、至福のひとときです。

 さらに数口、エビピラフを口中へと運んだわたしは、当たり前のようにテーブルの隅に置かれたタバスコに手を伸ばしました。
 赤く小さいキャップを開け、エビピラフ目掛けてチョチョっとふったのです。

 そうしたらです。
 向かいの席で、信じられない…みたいな顔をした後輩君が…、
「マジですか…」って。

 マジっ(><)だよ、ふざけて自分のピラフにタバスコかけたりしないよ(T ^ T)
 別に辛いモノ好きな訳じゃないけれど、わたしにとって喫茶店で食べるピザトーストやナポリタン、エビピラフにはこれが定番なんだよぅ。なんなら塩コショウもかけるよ(><)

 自分だってなんでもかんでも粉チーズかけるじゃない。
 食ハラだぞ(T ^ T)
 偶に食べる好物ぐらい、好きに食べさせてよ。

 頭の中で激しくツッコミながらも、熱くなる気持ちを、冷たいアイスティで冷ましながら、ため息をひとつ吐いた わたし なのでした。

拾い画のアイスティさま


 ちなみにちなみに、わたしにとってピザにタバスコも定番なのですが、世界的には違うようです。

 イタリアでピザにタバスコをかけない理由は、出された料理に調味料を足して食べることはマナー違反にあたる…、それは提供された料理はすでに完成されているため、タバスコなどをかける行為はシェフに対して失礼になるという認識があるようです。
 でももし、その味が自分に合わなかったら…どうするのでしょうね。

 皆んなが皆んな美味しいっとなるお料理ってあるものなんでしょうか。
 多かれ少なかれ意見は分かれるのではないでしょうか…。
 食に好き嫌いがあるように、それぞれ好みの味がある、それはしょうがないことだと思う今日この頃なのです。



 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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